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「端午の節句」では、なぜ菖蒲湯に入るの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年5月10日 11時25分

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月3日放送分のテーマは「端午の節句」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

5月5日の「こどもの日」は、もともと「五節句」の1つである「端午の節句」にあたります。そのため、こどもの日は「端午の節句」とも呼ばれています。

端午の節句の「端」という言葉には「はじめ」、「午」には「午(うま)の日」という意味があります。つまり「端午」とは、「5月最初の午の日」にあたるのです。

ところが「午の日」は、その年によって変わります。そこで端午の「午」という音が、漢数字の「五」に通じることもあって、奈良時代以降に「端午の節句」が5月5日になったと言われています。

端午の節句は、古代中国の「病気や邪気を祓うための行事」がもとになったと考えられています。それが日本に伝わり、端午の節句になったそうです。

古代中国では、雨の季節を迎える旧暦の5月は「病気や災いが増える」と言われていました。そこで、この時期に摘んだ「菖蒲」をお風呂に入れ、菖蒲湯として浸かるようになります。

菖蒲には古くから健康を保つ働きがあり、強い香りで邪気を祓うとも言われていました。そのため、「端午の節句」は「菖蒲の節句」とも呼ばれています。

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