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「D1だじゃれグランプリ」とは? 優勝した落語家・三遊亭とむが解説

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月27日 11時15分

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黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(5月30日放送)に落語家の三遊亭とむが出演。「D1だじゃれグランプリ」について語った。

三遊亭とむ

三遊亭とむ

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力となる話を訊く「あさナビ」。5月30日(月)~6月3日(金)のゲストは落語家の三遊亭とむ。1日目は、自身が優勝しただじゃれの大会について話題を展開した。

黒木)三遊亭とむさんは2011年に三遊亭好楽さんに弟子入りして、2014年に二つ目に昇進されました。去年(2021年)、落語家デビュー10周年をお迎えになりました。おめでとうございます。

とむ)まだまだ若手ですけれども、呼んでいただいてありがとうございます。

黒木)今年の1月、「D1 だじゃれグランプリ」で優勝されたということですが。

とむ)そうですね。

黒木)ごめんなさい、「だじゃれグランプリ」というのは何ですか?

とむ)だじゃれの日本一を決める「D1グランプリ」が、埼玉県加須市の公民館で行われました。

黒木)どういう方がお集まりになるのですか?

とむ)僕も最初オファーを受けたときに、よくわからなかったのですけれども、「落語家さんなので、とりあえずシードで出演しませんか」ということだったのです。

黒木)落語家の方なので、シードで。

とむ)その差もよくわからなかったのですが、行ってみたら何十人も挑戦者の方がいらっしゃるのです。見た目は普通のおじいさんでも、実は大学の教授の方とか。あと、ご存じないと思うのですけれども、一般社団法人の「日本だじゃれ活用協会」というのがあって、そこが後援しているのです。

黒木)日本だじゃれ活用協会ですか。

とむ)毎回お題が出されます。例えば、「こま」というお題が出て、それから30秒間のシンキングタイムがあって、皆さん考えていくのですよ。最初は「こまがなくてこまった」くらいのレベルかと思ったら、「こまやかな」などというだじゃれが勢いよく「プア~ッ」と出てくるのですよ。

黒木)いくつも。そんななかで優勝したのですか。

とむ)主審と副審もいて、「赤、赤、白。赤の勝ち!」みたいな。本格的ですごいのです。いいだじゃれが出ると観客席も「ウワーッ」と盛り上がるのです。

黒木)もともとだじゃれはお得意ですよね?

とむ)だじゃれがお得意って言うのも恥ずかしいのですけれども。決勝は何と「落語家vs市議会議員」という不思議な大会でして。賞金が出る大会ではないので出たのでしょうけれど。

黒木)市議会議員の方との決勝だったのですか。

とむ)市議会議員の先生と僕がだじゃれで対決して、いまでも覚えているのですが、最後のテーマが3文字で「いのち」というものでした。先生の方が「いのちだけに“はぁっと”(ハート)した」みたいな。僕は30秒間でどうしようと考えて出したのですが、「どうも、アントニオ“いのち”です。きょうの相手は元V6の“いのっち”。いのちだけに、きょうは2人とも果敢に“攻ーめー”(生命)ています。」と言ったら、会場が「ワアッ」と盛り上がりまして。それでね、これ。

黒木)表彰状。優勝!

とむ)ということで、一応いま、日本だじゃれ界の1位です。

黒木)頂点です。では、ここに私の時計がありますけれども、これで何かおっしゃってください。

とむ)それくらいは任せとけい。

黒木)さすがでございます。

とむ)初めからウォッチしておりました。

黒木)水は?

とむ)えー、そうですね、みずみずしい。少し焦っておたおた、いや“うぉたうぉた”(ウォーター)してしまいました。

黒木)さすがですね。

とむ)やめてください、冷静に「さすが」とか言わないでください。

黒木)落語家デビュー10周年ということで、去年、東京・有楽町朝日ホールで「大独演会」を開催されました。

とむ)これも自分で勝手に「大」と付けてしまっているのですけれども。

黒木)それで、落語だけではなくて、イリュージョンもお得意でいらっしゃるのですよね。

とむ)イリュージョンは、もう何屋さんかわからなくなってしまうのですが、落語と落語の間にいろいろと趣向を凝らして、落語が終わって早着替えして、箱のなかに入って、イリュージョンのプロの方と箱から登場します。それも一応「だじゃれイリュージョン」ということにしまして、「病院で“けんさしても”大丈夫だった」みたいに「検査して」と「剣刺して」をかけて、箱のなかで剣を刺されても大丈夫、みたいに。

このように軽快なだじゃれトークを披露した。

三遊亭とむ

三遊亭とむ

三遊亭とむ(さんゆうてい・とむ)/ 落語家

■1983年12月31日生まれ。東京都出身。実家は東京都板橋区の『末高歯科医院』。母親はピアノ講師。
■1999年2月、末高斗夢(すえたか・とむ)としてお笑い芸人デビュー。 得意のダジャレを活かしたネタを披露。ドラマも含め・数々の番組に出演。
■2011年8月、三遊亭好楽(こうらく)に弟子入り。落語家に転身。
■2011年9月、両国寄席にて、「三遊亭こうもり」として高座デビュー。
■2013年2月、落語家として「R-1ぐらんぷり2013」の決勝に進出。
■2014年9月、二ツ目昇進「三遊亭とむ」に改名。
■2015年11月、一般女性と結婚。今は2人の子どものお父さん。
■古典落語から新作落語までを行い、独演会では「宙乗り(フライング)落語」や「イリュージョン」なども披露、真打ち昇進では「日本武道館で襲名披露」と宣言。
■マラソン・テニス・ピアノ・神社巡り・ダジャレ・スキー(SIJ スキー検定ゴールド1級)・利き水(水ソムリエ資格保持)など多彩な趣味や特技を持つ。

 

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