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「レールなんて外れてみなよ」13歳年上の姉から受けた「留学へのアドバイス」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年11月28日 12時43分

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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(11月27日放送)に、認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹が出演。幼少期のエピソードについて語った。

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

淵澤由樹(アシスタント):簡単にプロフィールをご紹介します。駒崎弘樹さんは、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスを首都圏で開始し、共働きや、ひとり親の子育て家庭をサポートされています。現在は厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長であり、内閣府「子ども・子育て会議」委員。医療的ケア児に関する法案にも携わられました。また、来年(2023年)に設立される「こども家庭庁」についても、さまざまな提言を行っていらっしゃいます。

自見はなこ:この番組では、ゲストの方に子どものころのお話を伺っています。

駒崎:幼少期は教室でウロウロするなど、落ち着きのない子どもでした。いまなら発達障害の診断を受けていたと思います。困った子どもで、先生からも好かれていなかったです。

自見:高校生のときに、海外留学されたそうですね。

駒崎:うちの学校は進学校で「東大へ行け」と勉強させられていたのですが、このままレールに乗って大学に行くのもバカバカしいと思っていました。その時期に、13歳年上の姉から「レールなんて外れてみなよ。こんな狭いところにいないで、アメリカに行ってみたら?」とアドバイスされました。そのため、(当時の)文部省に電話して「お金はないのですが、留学したいです」と言いました。

淵澤:すごいチャレンジ精神ですね。

駒崎:奨学金の資料を送ってもらいました。そして試験に受かり、アメリカへ行くことになりました。

自見:とてもチャレンジ精神が旺盛ですね。そして、ワシントン州のオセロに留学された。

駒崎:とても田舎で、日本人は自分1人しかいませんでした。私が日本の代表という感じで、アメリカの方々は「おいヒロキ、日本ではどうなんだ?」と聞いてくるのです。日本にいるときは日本のことなどまるで意識していなかったのですが、アメリカに行って、日本人というアイデンティティに目覚めました。そこから「日本のためにいいことがしたい」と思うようになりました。

自見:この番組では、子どものころに影響を受けた1冊の本について伺っています。影響を受けた1冊を教えてください。

駒崎:ヴィクトール・E・フランクル著『夜と霧』です。ある精神科医が、ユダヤ人強制収容所でこの世の地獄を味わいながら、どうして生きる希望を失わなかったかが書かれている本です。

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