習国家主席を「独裁者」と呼ぶバイデン大統領は「大丈夫な状態なのか？」辛坊治郎

　１４日、インドネシアのバリ島で、握手する中国の習近平国家主席（左）とバイデン米大統領（ロイター＝共同）

キャスターの辛坊治郎が6月22日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。アメリカのバイデン大統領が、中国の習近平国家主席を「独裁者」と呼んだことを巡り、「精神状態が大丈夫なのか気になる」と語った。

インドネシアのバリ島で、握手する中国の習近平国家主席（左）とバイデン米大統領＝2022年11月14日　（ロイター＝共同）　写真提供：共同通信社

アメリカのバイデン大統領は20日、カリフォルニア州で開いた支持者の集会で、「日本の防衛費増額について、私は3度にわたり日本の指導者と会い説得した。彼自身も何か違うことをしなければならないと考えた」と述べ、岸田文雄首相に増額を働きかけたことを示唆した。

辛坊）そういうことなのでしょう。

ところで、私はバイデン大統領の精神状態は大丈夫なのか気になっています。バイデン大統を巡っては、ボケているという説が全世界的に流れています。本当なのか、それとも意図的なものなのか、気になります。

直近では、アメリカのブリンケン国務長官が中国を訪れ、習近平国家主席らと会談しました。そして、本格的な対話の再開に向けて取り組む考えを示したばかりです。それにもかかわらず、バイデン大統領は国内の演説で、習国家主席のことを「dictator（独裁者）」と呼びました。「dictator」は「専制君主」とも訳せますし、ローマ時代の暴君もイメージさせる言葉です。

このバイデン大統領の発言に対し、中国側は激烈に反発しています。中国が猛反発するような言葉を使うということは、アメリカが中国に対し、相当にイラついていることが伺えます。バイデン大統領は、ちゃんとした精神状態で、この発言をしたのか、どうなのか…。