【ボクシング】井上尚弥「必ず自分の中で納得する試合を」世界4団体スーパー・バンタム級防衛戦へ

世界タイトルマッチ戦に臨む井上尚弥選手（左）とTJ・ドヘニー選手

東京・有明アリーナで来月3日に行われる井上尚弥選手の世界スーパー・バンタム級4団体統一王者防衛戦の事前記者会見が31日、横浜市内のホテルで行われました。

WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者で、プロ27戦27勝24KOの井上選手。同階級4団体のベルトを手にして2度目の防衛戦となります。

決戦を前に行われたこの日の会見で井上選手は「全てのトレーニングを順調にこなすことができて、今すごくいい状態に仕上がっている。9月3日を非常に楽しみにしている」とコメント。

そして「こうして4つのベルト、4団体の防衛戦ができることに誇りを持ち、9月3日は必ず自分の中で納得する試合をこなしていきたい」と、2度目の防衛を誓いました。

対戦するのはWBO同級2位の元IBF世界スーパー・バンタム級王者、アイルランドのTJ・ドヘニー選手。

戦績は30戦26勝（20KO）4敗、強打を武器に愛称は“ザ・パワー”です。

これまで4敗していますが、KO負けが1度もない37歳は「コンディションはこれ以上にないほどパーフェクトな状況だ。ボクシングを生業として、ボクシングに人生を懸けてきた男として、（井上への）リスペクトの心は変わらない。ここでは歴史を作るためにきた。モチベーションを高くもっている、ベルトを取り返す思いできている」と語りました。