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“跳躍ハードラー”泉谷駿介 「やっぱり楽しい」本職ではない“走り幅跳び”で3連覇 東京世界選手権は“二刀流”での出場も!?「そういう挑戦もあり」

日テレNEWS NNN / 2024年9月23日 12時0分

走り幅跳びで3連覇を達成した泉谷駿介選手(写真:築田 純/アフロスポーツ)

◇第72回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(22日、山口・維新みらいふスタジアム)

実業団の日本一を決める、陸上・全日本実業団。男子走り幅跳び決勝に、110mハードル日本記録保持者の泉谷駿介選手が出場し、この種目で大会3連覇に輝きました。

本職の110mハードルでは、去年の世界選手権で日本選手史上初となるファイナルに進出し、5位入賞の快挙を達成。今夏のパリ五輪では惜しくも準決勝敗退となりましたが、紛れもなくトップハードラーとして世界の舞台で戦っています。

高校時代は混成競技を主軸としていたこともあり、走り幅跳びや三段跳びなどの跳躍種目も得意としている泉谷選手は、去年のこの大会、走り幅跳びで8mの大台を越え、自己ベストとなる8m10をマークしています。

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今大会には、東京五輪走り幅跳び代表の城山正太郎選手、津波響樹選手など、トップジャンパーが集結。泉谷選手は1回目にいきなり8m14(+0.7)の大ジャンプを披露し、会場を沸かせます。その後は、足の不調からパスやファウルとなり、有効記録となったのは1回目の8m14のみでした。それでも、6回目に津波選手が8m03をマークするまで、泉谷選手以外に8m越えジャンパーは現れず。持ち前の跳躍力をいかした泉谷選手が専門外の種目で圧倒し、今大会3連覇を達成しました。

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試合後には、「優勝できたのは嬉しいですけど、8m27の標準を狙っていたので、そこができなかったのは少し悔しいです」と、来夏の東京世界選手権で走り幅跳びでの出場を見据え、参加標準記録の突破を目指していたことを明かした泉谷選手。

走り幅跳びは「やっぱり楽しいですね」と笑顔を見せ、「やっぱり疲れもきていたけど、ここでちゃんと頑張るっていう気持ちもあったので、 そこも楽しかった気持ちもありますし、優勝できてうれしい気持ちもあります」と振り返りました。

これでシーズンオフに入るという泉谷選手。「自分の中ではやっぱりうまくいったシーズンとは言えないんですけど、その中でも たくさん得たものもあると思う。そこを来年にどう繋げるかが今後の自分に繋がってくるかなと思うんで、しっかりと 逃げないで自分と向き合って、今後どうするかをこのオフ期間で考えながらやっていきたいですね」と語りました。

来シーズン、ハードルと走り幅跳びの“二刀流”挑戦に向けても言及し、「そういう挑戦もありかなって思ってますね。自分の強さというか、最大限に発揮できるように、自分をアピールできるようにしていきたい」と力を込めました。

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