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“紀州のドン・ファン”殺害事件 “男性と元妻の所有物から覚醒剤反応”捜査担当の警部補が証言

日テレNEWS NNN / 2024年9月24日 17時16分

日テレNEWS NNN

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性が殺害された事件の裁判で、捜査を担当した警部補が出廷し、男性と元妻の所有物から覚醒剤反応が出たと証言しました。

須藤早貴被告は6年前、和歌山県田辺市の自宅で、“紀州のドン・ファン”と呼ばれた野崎幸助さんに、何らかの方法で致死量を超える覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人と覚醒剤取締法違反の罪に問われています。野崎さんの死因は、急性覚醒剤中毒でしたが、これまでの裁判で須藤被告は無罪を主張しています。

24日の裁判では証人尋問が行われ、捜査を担当した男性警部補が出廷し、野崎さんの自宅を調べたところ、野崎さんのワイシャツや歯ブラシ、コップやごみ箱の中のティッシュなどから、ごく微量の覚醒剤が検出されたと証言しました。

また、東京にあった当時の須藤被告の自宅でも、サングラスやハイヒール、パスポートケースやジャケットなどから覚醒剤反応が出たと説明しました。

判決は、今年12月に言い渡される予定です。

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