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22年度の児童相談所対応の虐待件数 過去最多の21万4843件

日テレNEWS NNN / 2024年9月24日 14時17分

日テレNEWS NNN

2022年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待件数は21万4843件に上り、過去最多となりました。

厚生労働省によりますと、2022年度に18歳以下の子どもが親などの保護者から虐待を受けたとして全国の児童相談所が対応した児童虐待相談件数は、21万4843件に上りました。32年連続で過去最多を更新しています。

虐待をしている人は実母がおよそ半数を占め、最も多くなっていますが、実父も4割をこえています。虐待を受けた年齢は、3歳が1万3849件と最多でした。

虐待の内容では、心理的虐待が全体のおよそ6割を占めていますが、年齢があがるにつれ、身体的虐待が多くなっていく傾向もみられるということです。

2022年度の児童虐待の対応件数は、内容を精査したところ、一部修正が発生していて、速報値より4327件減っています。

分析を担当した、こども家庭庁は、修正による減少を踏まえたうえで今回の結果について、「前の年よりもおおむね高い数字になっている。依然として虐待相談対応件数は高い数値であると捉えている」としています。

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