“デジタル給与” 日本初の振り込み開始 チャージの手間省けるメリットも

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25日、多くの会社が給料日を迎える中、日本で初めて、デジタルマネーによる給与振り込みが行われました。

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25日朝、キャッシュレス決済サービス「PayPay」本社では…

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「今日は“初給与デジタル日”ということで…」

「給与チャージについても全件正常に終了。特に問題発生していません」

デジタル給与が無事に支払われたか、最終チェックが行われていました。

日本では初となる、デジタル給与。ソフトバンクグループ各社の希望する社員を対象に、PayPayのアカウントに支払われました。その、デジタル給与で、さっそくアイスを購入した社員は…

PayPay社員

「無事に使えてよかったです」

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現金や銀行口座からチャージする手間が省けるほか、家族間でお金を振り分けしやすいなどメリットがあるといいます。中には、こんな人も…

PayPay社員

「妻のおこづかいに、先ほど1万円ほど（分けた）」

ただ“給与の全てがデジタル"というわけではありません。デジタルで受け取った金額は…

PayPay社員

「3万円分です」

PayPay社員

「2万円分です」

PayPay社員

「20万円です」

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PayPayのデジタル給与の上限は20万円。制度上は100万円が上限ですが、今回は不測の事態に備えたといいます。また、仮に決済事業者が破綻した場合でも、保証機関により全額が補償される仕組みです。

PayPay執行役員　金融戦略本部長・柳瀬将良さん

「賃金の支払い方、働き方、そういったものを柔軟性というか、バラエティーが増えていくというのが将来的な道筋」

PayPayは年内に、他の企業にも「デジタル給与払い」のサービスを提供していく予定です。

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また「au PAY」や「楽天ペイ」も認可が得られ次第、サービスを提供したい考えです。

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