グラウンドの土をもらうファンに「まるで甲子園」アスレチックス本拠地が57年の歴史に幕

球場スタッフがファンにグラウンドの砂をプレゼントしている(写真：AP/アフロ)

◇MLB アスレチックス 3-2 レンジャーズ（日本時間27日、オークランド・コロシアム）

アスレチックスは本拠地オークランド・コロシアムでの最終戦で、レンジャーズに3対2で勝利。57年の歴史に幕を閉じました。

2025年シーズンからサクラメントに移転が決まっているアスレチックス。

1968年に始まったオークランドでの歴史を勝利で飾りたい一戦は、3回裏、ランゲリアーズ選手の犠牲フライなどで2点を先制。さらに5回裏には、ブレデイ選手のタイムリーヒットで、3対0とリードを広げます。6回表に1点差に詰め寄られますが、7回以降は投手陣が無失点で抑え、オークランド・コロシアムでの最終戦を見事に勝利で飾りました。

試合後には、名残を惜しむかのように球場職員からグラウンドの土をもらうファンの姿も多く見られ、この光景にSNSでは「まるで甲子園のような光景」などの声が上がりました。