自民党総裁選 決選投票へ予断許さぬ状況 麻生氏は高市氏支持の方針

日テレNEWS NNN

実質、次の首相を決める自民党の総裁選挙は27日、投開票が行われます。誰が新たな自民党総裁に選ばれるのか。最新情報について党本部前から中継です。

過去最多9人の候補者が最長の15日間にわたって争った総裁選ですが、いまだ情勢は見通せず、投票直前まで議員票を巡る駆け引きが続けられます。

総裁選は国会議員票368票と党員票368票の合わせて736票をめぐって争われますが、石破氏、高市氏、小泉氏による三つどもえの戦いとなっていて、決選投票にもつれ込むのが確実な情勢です。

最新の情報だと、石破氏が富山県や茨城県で1位となるなど党員票で先行し、小泉氏が議員票で先行する展開ですが、新たに、麻生派を率いる麻生副総裁が高市氏の支持に回る方針を固め、3人のうち、どの2人が決選投票に進むかは予断を許さない状況となっています。

決選投票は国会議員票368票と、都道府県連票47票の合わせて415票で争われます。

今回、新たに決選投票前に5分間ずつの演説が導入され、2位の候補者、1位の候補者の順で演説を行います。この演説の出来映えも勝敗に影響を与えそうです。

投票は午後1時から始まり、夕方には新総裁が決まります。

裏金事件からの信頼回復や政策の実行ができる体制を整えられるのか、新総裁と自民党は早速、真価が問われることになります。

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