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靖国神社に落書き 中国籍の男が起訴内容を認める 処理水放出への抗議が「一番大きな理由」

日テレNEWS NNN / 2024年11月29日 18時28分

日テレNEWS NNN

靖国神社の石柱に赤いスプレーを使い「トイレ」と落書きしたとして器物損壊などの罪に問われている中国籍の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

中国籍の姜卓君被告はことし5月、仲間と共謀し、東京・千代田区の靖国神社の石柱に、赤いスプレーで英語で「トイレ」と落書きしたとして、礼拝所不敬と器物損壊の罪に問われています。

29日に東京地裁で開かれた初公判で、姜被告は「間違いありません」と日本語で述べ、起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「姜被告は靖国神社の下見をしたほか、犯行に使うための赤いスプレーを購入した。その際、店員に『壁に使えるか、屋外で使えるか』などと繰り返し聞いていた」と指摘しました。

被告人質問では動機について、福島第一原発の処理水の放出に対する抗議が「一番大きな理由です」と述べました。また、「靖国神社に恨みはない」「落書きは悪いことだと思ったが、私はただ海を守りたい」「反省はしています」と話しました。

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