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「シダマツらしさを出せた」志田千陽&松山奈未がベスト4進出 バドミントンワールドツアーファイナルズ

日テレNEWS NNN / 2024年12月13日 17時1分

試合後に笑顔をみせるシダマツペア(写真:アフロ)

◇バドミントン ワールドツアーファイナルズ2024(日本時間13日、中国・杭州)

バドミントンの男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの今年度の成績上位者のみが出場できるワールドツアーファイナルズ。

グループステージ最終戦が行われ、パリ五輪の女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽選手と松山奈未選手の“シダマツ”ペアが、世界ランク13位のインドペアに2-0(21-17、21-13)のストレート勝ちで、2大会連続でベスト4進出を決めました。

前日は中国ペアに敗れて迎えたこの日は、勝てば自力で準決勝進出が決まるグループステージ最終戦。松山選手の緩急自在なショットで相手を崩し、志田選手が決めるなど、抜群のコンビネーションをみせます。最後のポイントを奪い、笑顔がはじけました。

志田選手は、「昨日の敗戦から切り替えるのが難しかったのですが、この1年間にお世話になった方や、応援してくださった方に恩返しができるように気持ちを込めて戦いました。今日は“シダマツ”らしさを出せたと思います」と勝利に胸を張りました。

パリ五輪で銅メダルを獲得したシダマツペア。ベスト4には、金・銀メダルの中国ペアも勝ち上がっています。志田選手は、「負け越している相手ですし、本当に最後になってしまうかもしれませんが、チャレンジャーの気持ちで、勝っても負けても笑顔で終えられるようにしたいと思います」と語り、松山選手は「あす試合ができることがうれしいので、精いっぱい自分たちが出せるように頑張りたい」と力を込めました。

松山選手は、年内の大会を終えて、休養に専念することを発表。「コンディション調整」として、2025年1月に開催される日本代表派遣2大会の出場を取りやめるとしており、志田選手は松友美佐紀選手とペアを組み、来年1月の2試合に出場すると発表しています。

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