【陸上】村竹ラシッド「5位という結果に全く満足していない」 パリ五輪で日本勢過去最高順位も悔しさ語る 赤松諒一&川野将虎と共に優秀賞受賞
日テレNEWS NNN / 2024年12月19日 18時11分
◇陸上・アスレティックス・アワード2024(19日、都内)
優秀な成績を収めた競技者や、陸上を通じてスポーツ界や社会で活躍された方々を称えるアスレティックス・アワードが行われ、村竹ラシッド選手、赤松諒一選手、川野将虎選手が優秀選手賞を受賞しました。
村竹選手はパリ五輪に男子110mハードルで出場すると日本勢として初めて決勝に進出。5位入賞は男子短距離個人種目としても、日本勢過去最高となりました。
村竹選手は「決勝進出が目標で達成できてよかった。決勝のレースでも7着や8着ではなく、自分の力を出し切っての5着だったので、しっかり戦えた。ただ5位という結果ですが負けているので、全く満足していません」とパリ五輪を振り返りました。
そして「来年2025年は国立競技場で世界選手権が行われますが、メダルのことしか考えていません。記録の面でも12秒台を狙っています。自分が1番最初に12秒台を出してメダルも取って、来年もいい形でシーズンを走りたい」と、抱負を語りました。
赤松選手はパリ五輪に男子走高跳で出場すると5位に入賞。これは日本勢として88年ぶりの入賞で、同種目の日本男子のオリンピック最高記録を塗り替えました。
赤松選手は「『楽しむ』ということを走高跳をやる上で1番大切にしています。今回のパリ五輪が五輪初出場で緊張するかと思っていたが、一緒に出場する仲間や久しぶりに会う海外の選手、目標にする素晴らしい選手たちと競技をできることが緊張を上回る楽しさで、よい結果が出せた」とコメントしました。
また川野選手は第108回日本陸上競技選手権大会35km競歩において、世界記録を樹立。「たくさんの方々のおかげで自分のベストを尽くすことができました。世界記録を達成することはできましたが、記録が出たときこそ帯を締め直して、自分の成績に見合う器を身につけていく必要がある。まだまだ未熟ですので、さらに上を目指して取り組んでいきたい」と話しました。
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