【ロッテ】復帰ゲレーロは“監督直伝”フォーク「気に入った」 初ブルペンで27球 MAX167キロストレートと並び武器にできるか
日テレNEWS NNN / 2025年2月5日 7時31分
◇プロ野球・ロッテ1軍春季キャンプ(4日、沖縄・石垣島)
3年ぶりにロッテに復帰したタイロン・ゲレーロ投手が4日に初のブルペン入り。吉井監督から教わったという“魔球”を試す場面がありました。
2022年にメジャーリーグのホワイトソックスからロッテに加入したゲレーロ投手は、中継ぎとして49試合に登板し3勝3敗24ホールド3セーブ、防御率3.52をマーク。わずか1年での退団となりましたが、レッズやエンゼルス、メキシコのレッドデビルズなどを経て、今シーズン3年ぶりに復帰しました。
そんなゲレーロ投手、来日前からある思いが。「吉井監督の現役時代の映像を見る機会があった。フォークを投げていたので、日本に着いたら聞こうと思っていた」と、“魔球伝授”を意気込んでいました。
初ブルペンの前日となった3日、ゲレーロ投手は練習中に吉井監督のもとを訪れ、フォークの握り方などを直談判。吉井監督から直々に身ぶり手ぶりで指導を受けました。

そして4日、初ブルペンではストレートや教わったフォークを試し投げするなど27球。「最初の何球かは感覚がおかしかったけど、投げていくうちに慣れていった。最初のブルペンにしてはよかった」と手応えを口にしました。
「去年まで投げていたフォークは96マイル(約154キロ)くらい、ボールも速いし変化も少なかった。できれば変化量の大きいフォークを学びたかった」と教わった意図を語ると「変化量も出ていたので気に入った。今後も投げていくと思います」と笑顔を見せました。
現役時代に日米通算121勝をあげている吉井監督は、「(映像は)いつの見たんやろね、フォーク投げていなかったけど」と報道陣を笑わせ、「たいしたアドバイスはしていないです。ひょいっと投げろと、それだけです」と多くは語らず。
最速167キロの剛速球を武器とするゲレーロ投手。習得を試みているフォークをものにし、ペナントレースでも活躍を見せられるか注目です。
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