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給与に不満、体力も不安 名護市で不足する保育士、4割が退職希望 沖縄県内で最多の待機児童数

沖縄タイムス+プラス / 2023年6月17日 8時20分

(資料写真)布団の上で遊ぶ赤ちゃん=ぱくたそ(www.pakutaso.com)

 沖縄県名護市が市内の保育士などを対象に1月に実施したアンケートで、「保育士として継続して働いていきたいか」との質問に対し、回答者388人のうち約4割に当たる138人が退職を希望すると回答した。16日の市議会一般質問で、市こども家庭部の高里盛克部長が明らかにした。多嘉山侑三議員への答弁。

 市は第2期子ども・子育て支援事業計画の中間見直しに伴い、市内の保育園・幼稚園で働く保育士などに働き方や職場環境を聞いた。その結果、118人が「今後は保育士を辞め、他の職種で働きたい」、20人が「今後は保育士を辞め、働かないつもりだ」と回答した。理由として、給与面の不満や体力、健康上の問題が挙がった。

 市内の待機児童数は56人で県内最多。要因の一つに保育士不足があり、市が本年度行った調査では、利用定員に対して19カ所で計60人の保育士が不足していた。

 市は、保育所見学ツアーや試験対策講座など保育士確保策を進める。24年度には認定こども園を開所する予定で、131人の利用定員増を見込んでいる。(北部報道部・玉城日向子)

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