沖縄勢と神奈川勢、甲子園で過去6勝4敗 2010年の夏は決勝で対戦、興南が東海大相模を下し春夏連覇

（資料写真）2010年の夏の甲子園で神奈川代表の東海大相模に勝ち、春夏連覇の偉業を達成した興南

　沖縄県勢は甲子園で神奈川県勢と過去10度対戦し、春は1勝2敗、夏は5勝2敗で、通算6勝4敗と勝ち越している。

　沖縄尚学は1992年夏の1回戦で、桐蔭学園に延長十二回、5-4でサヨナラ勝ち。慶応は前回8強に進んだ2008年夏の準々決勝で浦添商と対戦。浦添商が延長十回にスクイズを決めて4-3で勝った。

　両県勢の最初の対戦は1975年春の準々決勝で、豊見城が東海大相模に1-2でサヨナラ負け。夏の初対戦は90年の準々決勝で、沖縄水産が横浜商を8-5で下した。2010年夏の決勝で興南が東海大相模に大勝して春夏連覇を達成した試合、01年春の3回戦で宜野座が桐光学園に競り勝った試合、1994年夏の初戦で那覇商が横浜を下した試合など、好ゲームも多い。（平良吉弥）