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宮古・石垣・与那国のPAC3「当面の間 維持」 北朝鮮「人工衛星」打ち上げで統合幕僚長 石垣配備はビーチから駐屯地に移動

沖縄タイムス+プラス / 2023年8月31日 15時41分

(資料写真)航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)

 【東京】防衛省制服組トップの吉田圭秀統合幕僚長は31日午後の定例記者会見で、北朝鮮の「人工衛星」打ち上げに伴い、沖縄県の宮古、石垣、与那国3島に一時展開している航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の態勢を当面の間維持するとの考えを示した。

 3島のうち石垣市のみ、陸自駐屯地外の人工ビーチにPAC3部隊が展開しているが、吉田氏は会見で「30日から石垣駐屯地に移って必要な態勢を維持している」と説明。

 これまで石垣駐屯地内は施設の工事中でPAC3の展開が難しかったが、「工事が進捗して駐屯地内で必要な態勢をとれるようになった」という。

 今後の衛星発射時、石垣のPAC3が再び民間地に展開する可能性については「その時々で適切に判断する」と述べるにとどめた。

 態勢継続については、北朝鮮が表明した10月の再打ち上げなどを理由に挙げた。

 浜田靖一防衛相は5月29日、自衛隊法に基づく「破壊措置命令」を発出。日本の領域内に落下物などがある場合、PAC3に加え、東シナ海に展開している海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を備えた海自のイージス艦で撃ち落とすよう命じた。

 命令の期限は6月11日までの予定だったが、その後「当面の間」の延長を決めた。(東京報道部・新垣卓也)

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