2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会のアンセムでお馴染みのラッパーK’Naanが映画初出演!

OKMusic / 2013年4月11日 14時14分

『コズモポリス』 2012–COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC. / ALFAMA FILMS PRODUCTION / FRANCE 2 CINEMA(okmusic'UPs)

昨秋メジャー2枚目となるアルバム『カントリー、ゴッド、オア・ザ・ガール』を発表したK’Naanが、独特な世界観の作品を作り続けるデイヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作『コズモポリス』で映画初出演を果たした。

現代アメリカ文学最大の巨匠“ドン・デリーロ”による同名小説を僅か6日間で脚本化し、2012年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され絶賛を浴びた、NYを舞台に資本主義社会の終焉を黙示録的に描く、極上のサスペンススリラーの本作。散文詩のような鮮烈な語り口で、ロバート・パティンソンが演じる一人の男が生きる24時間をリアルなダイアローグで紡ぎながら、大都市の虚無感を映し出していく作品である。その中でK’Naanが演じているのは、人々から敬愛され絶大な影響力を誇るスーフィー系ラッパー、ブラザ・フェズ。28歳にして大富豪の投資家である主人公エリック・パッカーのお気に入りにして、親交のあるアーティストという役どころだ。生きることへの無気力感に苛まれ、現実社会へのリアリティを感じられずにいるパッカーが、劇中最も感情をあらわにするのはブラザ・フェズとの思い出を語るシーンである。K’Naanが原作者のドン・デリーロと共に歌詞を書いた曲「Mecca」とともに、NYのストリートを華やかに葬列していく“ラップ葬”というスタイリッシュなシーンも登場する。

K’Naanは撮影後、架空のキャラクターの視点から音楽を書くことと自分自身の内面から書くことの違いについて、「僕の内側から出てきたものであるのは間違いないよ。この音楽の起源はね。それがキャラクターや脚本からの感情に影響を受けたものかどうかはわからない。どんな感じになるかは、初めての経験だから、見てのお楽しみさ。それが出演した理由のひとつなんだ。難しいけど、挑戦するのはいいことだ。いつも自分のことや自分の音楽だけに慣れ過ぎているからね。クールな経験だ。これは音楽へのアプローチにもいい。僕の本業への影響が楽しみだよ」と振り返っている。

他にも、アカデミー賞やグラミー賞を幾度も獲得し、クローネンバーグ作品の音楽には欠かせない作曲家ハワード・ショアや、カナダのインディーバンドの代表格であるMetricの「Long to Live」がエンディング曲に起用されるなど、音楽方面でも充実の布陣となっている。




『コズモポリス』概要

巨万の富と女にまみれた若き投資家の、栄光と破滅の24時間!

28歳にして大富豪の投資家、エリック・パッカー(ロバート・パティンソン)。NYの街を往く白いリムジンの中で、巨万の富を動かし続けている。天国と地獄が紙一重の世界で、金の動きに一喜一憂し、大損の危機に面しながらも、セックスの快楽に溺れる。背後から、暗殺者が迫っている事にも気付かず、彼の1日は狂い始めていく…。

<監督・脚色>
デイヴィッド・クローネンバーグ :『裸のランチ』『クラッシュ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』
<原作>
ドン・デリーロ「コズモポリス」(新潮文庫刊)
<出演>
ロバート・パティンソン :『トワイライト』シリーズ
ジュリエット・ビノシュ:『トスカーナの贋作』
サラ・ガドン:『危険なメソッド』
マチュー・アマルリック:『007/慰めの報酬』
サマンサ・モートン:『マイノリティ・リポート』
ポール・ジアマッティ:『サイドウェイ』

2012年/フランス=カナダ/カラー/ビスタ/DCP/5.1ch/1時間50分/原題:COSMOPOLIS/日本語字幕:松浦美奈/R-15

(C)2012–COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC. / ALFAMA FILMS PRODUCTION / FRANCE 2 CINEMA

2013年4月13日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

公式HP⇒http://cosmopolis.jp

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