THE BOOM、全国ツアー「24」ファイナルに島袋寛子が飛び入り!

okmusic UP's / 2013年5月26日 18時0分

5月25日(土)@読谷村文化センター鳳ホール (okmusic'UPs)

1年半振りのTHE BOOMの全国ツアーが沖縄・読谷村でファイナルを迎えた。島袋寛子も飛び入り共演し、THE BOOMの「世界でいちばん美しい島」を熱唱した。
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沖縄らしい容赦ない湿気がたちこめる中、足早に駆け込んだロビーで一息つく間もなく座席に座り、汗を拭う観客の熱気が充満している会場。最終公演独特の「期待」と「寂しさ」が入り混じった空気が漂っていて、既に別会場でコンサートを楽しんで最終公演の沖縄に乗り込んできたと思われる熱心なファンの少し余裕のある表情と、初めて目にする沖縄のファンの緊張感のある表情の差が、ツアーの最後だなと感じる光景でもある。

小林の切れのあるギターリフから始まる「24時間の旅」のイントロが流れた瞬間に客席は総立ち。「この街のどこかに」と2曲続き、宮沢の「オキナワ~!帰ってきたぞ~!」というMCがさらに客席のテンションを上げていく。11ヶ所12公演の街で様々な人との出会いを経験し、12ヶ所目の街まで、音楽と共に旅してきたTHE BOOMの最後の宴がスタートした。

宮沢が「THE BOOM の24年間の歩みを表現するような古い曲から、そして新しい曲からも選曲してお届けします。」と話すと、客席からは親しみのある声がかかり、今までの会場とも違う独特の盛り上がりを見せている。やはり、宮沢自身が「第2の故郷」と言っているように、ステージ上のメンバーと客席の一体感や駆け引きは、観ていて思わず鳥肌が立ってしまうほど絶妙な間合いで進行していく。会場ごとに、それぞれ感じ方や表現方法は異なるのは当然ではあるが、ここ読谷村の会場で生まれているグルーブは独特な世界がある。

今回のツアーでは、中盤で行われている小林と山川、栃木の3 人、宮沢と栃木の2人というそれぞれのアコースティックセッションは、THE BOOMのこれまでの曲の新しい魅力を表現しているコーナーで、宮沢と栃木は「中央線」を披露。さらに、そのコーナーで行われたドラムの栃木1人のMCは、コンサートとは思えない和やかな雰囲気で進んでいく、それがかえって観客の心をつかんでいき、これから始まる沖縄の音階とリズムの洪水へ誘っているようでもある。

「忘んなよ島ぬくとぅ」、「情ションガイネ」、「ひゃくまんつぶの涙」、「ひのもとのうた」が続き、客席でのカチャーシーの激しさが増していく。「情ションガイネ」では、地元の女の子が二人登場し、宮沢と踊りを披露。まさに、日本のお祭りのシーンを彷彿とさせる楽しい光景となっていた。総勢16名の琉球國祭太鼓のエイサー隊が登場して演奏された「シンカヌチャー」が始まると、太鼓の迫力に負けじと、観客が会場の床を踏み鳴らし、地響きを感じるほどテンションが上がり続けている。祝いの席で踊られるカチャーシーに相応しく、宴の最後に向けての準備が整っていく。

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