“衝撃”の和楽器ユニット・HIDE+HIDEが魅せた日本凱旋ライブ!

okmusic UP's / 2014年1月21日 13時0分

1月19日@東京・恵比寿天窓switch (okmusic UP's)

ロシア、ヨーロッパを中心に活動を続けてきた異色の和楽器ユニットHIDE+HIDEの”日本凱旋”ライブが、1月19日に東京・恵比寿天窓switchにて行われた。

【その他の画像】HIDE+HIDE

HIDE+HIDEは尺八界のプリンスこと石垣秀基(都山流尺八師範)と、新進気鋭の中棹三味線尾上秀樹(藤本流三味線準師範)による邦楽界の次世代の和楽器ユニット。2010年にロシアで開催された国際コンクール(TEREM Crossover International Music Competition)でグランプリを受賞し、その後のロシア、ヨーロッパツアーで各地で称賛を浴びている異色の経歴を持ち、言わば逆輸入の形で昨年秋より本格的に日本での活動をスタートさせている。

と名打った今回のワンマンライブは、昨年の9月、11月に引き続いてのシリーズ最終章であり、精鋭メンバーを引き連れてのバリバリのロックバンドスタイルでのライブ。超満員の観客が待ち受ける中、ビート感溢れる彼らの代表曲「春ナワスレソ」が始まった。一曲目から総立ちになるのがいつもの光景なのだが、いきなりの壮絶すぎる二人のパフォーマンスに観客は立つのも忘れ、ただただ釘付けになっているというかなり異様なスタートだ。

「いつまでも座ってんじゃねえよ!!」と 尾上のMCが3曲目「魁!」のイントロで炸裂するや否や、会場は一気に総立ち状態に。魂を根こそぎさらう尺八石垣秀基の激情溢れるプレイ、クールでスタイリッシュに旋律を刻む尾上二人の圧倒的な演奏力に観客の興奮状態はすでにMAXだ。

中盤は縁深いロシアの民謡「Dark Eyes」、和のテイストをふんだんに織り込んだ「ことほぎ」をしっとりと聴かせ、観客は和楽器が奏でる異空の世界に酔いしれる。後半はこのライブシリーズの為に尾上が書き下ろしたロックナンバー「Supercharger」でリスタート。再び会場は総立ち、興奮の渦に! 飛び交う歓声の中、激しいステップを踏み、渾身の力を込めて吹き続ける石垣秀基。時にクールに、時にヒステリックにひたすらにロックする尾上秀樹。本編の最後は彼らのテーマソングとも言える「百里風」で観客の全てを凌駕する。アンコールのラストは名曲<ダッタン人の踊り>をカバーした「Under the sky」。和楽器ならではのアンサンブルと練りに練られたバンドアレンジを融合させた、壮大かつ質感豊かな演奏で一気に締めくくった。

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