滴草由実が待望のワンマンライヴにて新曲リリースを発表

okmusic UP's / 2014年4月1日 13時0分

3月28日@目黒Blues Alley Japan (okmusic UP's)

昨年末にアルバム『A woman's heart』をリリースした滴草由実が、3月28日に目黒Blues Alley Japanにて待望のワンマンライヴを行なった。

【その他の画像】滴草由実

このライヴは、女性の内面を表現した歌詞と、どのジャンルにも振り分けることが出来ない音楽性で、ジャンルに縛られないすべての音楽好きに捧げる作品『A woman's heart』の先鋭的ながらも普遍的な世界観が共存する唯一無二の空間が創り出された。

会場は、最新アルバムにも収録された楽曲「Dreaming」のMVの制作指揮をとった中島知美(Barneys New York、ESTNATION、伊勢丹、ANNA SUI、KOSE ADDICTION、SHU UEMURAなどの広告ヴィジュアルを手掛けた実績を持つファッション界アートディレクターの第一人者)により演出され、会場全体はモノクロの世界に。CDのインナーに使用された滴草由実による絵画の展示や当日限定の『A woman's heart』オリジナルカクテルや料理が提供され、“音と食の響宴"が存分に堪能出来るライヴとなった。

一部と二部で構成されたライヴは、繊細で美しいピアノの「INTRO」から始まり、その演奏をバックに滴草由実は静かにステージに登場した。艶やかなファルセットのフェイクで聴衆を取り込み、「I don't love you」からスタート。音源には無いギターとフェイクが絡み合い見事にバンドサウンド化しており、そのままノンストップで「Love Tactics」へ変則的なビートをドラムとベースが体現し、「change」では絶妙なハイハットのフレーズがちりばめられ、「feel」ではRoots Reggaeのようなアレンジになっており、6曲目「I don't cry」では滴草由実の持つ繊細な高音をやさしく包み込む。畳み掛けるような展開で一気に会場全体を『A woman's heart』の世界へ惹き込んだ。独特の音楽性を見事に体現したバンドメンバーは数々のキャリアを誇るミュージシャン(Drums:白根佳尚、Bass:北川淳人、Guitar:菅原潤子、Keyboard:大迫杏子)で構成され、まるで小説で描かれた物語が現実の世界へと解き放たれように重量感、迫力、リアリティさが増し、滴草由実の音楽が目の前で躍動し始めた瞬間となった。

そして、デビュー10周年を迎えた滴草由実が前作から今作『A woman's heart』がリリースされるまで「ファンのみんな、応援してくださっている皆さん、ずっと待っていてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えると会場は暖かい拍手に。一部の最後は、「当たり前にあることが、実はそうじゃないんだ」と気づき、「身近にいる人達、大切な人達を思い浮かべながら作りました」という「Dreaming」が披露され締めくくられた。約30分間の小休憩では、滴草由実のパーソナルに迫る映像も上映され、アーティスト滴草由実の音楽だけではない彼女の魅力がたっぷりと詰まった映像に会場は静かに見入っていた。

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