オアシスの1stアルバム20周年記念盤発売を祝して、国内外の著名人がコメントを発表!

okmusic UP's / 2014年5月15日 14時30分

オアシス (okmusic UP's)

5月14日、オアシスの『オアシス(原題:Definitely Maybe)』20周年記念盤が発売された。この記念すべき日を祝して、オアシスを愛する国内外の著名人がコメントを寄せた。

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コメントを寄せたのは、岸田繁氏(くるり)、栗原類氏(モデル・俳優)、後藤正文氏 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)、サッシャ氏(ラジオDJ・タレント)、妹沢奈美氏(音楽ジャーナリスト)、マーク・コイル氏(『オアシス』プロデューサー)、山崎洋一郎氏 (ロッキング・オン 編集長)の計7名である。

また、2014年はオアシスのデビュー20周年を記念して、1993年から1997年までを振り返る「チェイシング・ザ・サン」プロジェクトが実施されている。今回発売された1stアルバム『オアシス』に続いて、年内に2ndアルバム『モーニング・グローリー』、3rdアルバム『ビィ・ヒア・ナウ』も発売予定。2014年、オアシスと言う名のロックンロール・バンドの物語はまだ終わりを告げていないのである。

■【オアシスを愛する人々からのコメント】 

■岸田繁(くるり)
1st「Defenitily Maybe」を初めて聴いた17歳頃、スウェードやストーン・ローゼズのようなバンドだなぁと思ったと同時に、それらのバンドよりも、ギターのコード感(コード進行と言うよりは)に、例えようのない特徴があるなぁと思った。それが第一印象。聴けば聴くほど好きになるアルバムだった。当然、2nd「(What's The Story)Morning Glory?」を聴く。その頃には私もバンドでソングライティングをやっていたはずだ。前作の「Live Forever」なんかで聴こえてきた不思議なコード感と共に、シンフォニックとも言える轟音のギターの中を泳ぐメロディー。とてもとてもダイナミック。私のOASIS贔屓は、ここから始まったのかも知れない。勿論、最高の作品だったラスト・アルバム「Dig Out Your Soul」まで全て網羅したんだけれども。誰も語っていないOASIS論。「轟音ギター」とか「大仰なサウンド」とか揶揄されることもある彼らだけれども、最初の最初から、彼らの音楽はベートーベンやマーラーの様な、シンフォニーのようだった。「ギターは小さなオーケストラ」とはジミー・ペイジの言葉だけれども、ノエル・ギャラガーはローコードの開放弦と深いリヴァーブを使って、ペイジよりシンプルかつ所謂スコティッシュ・トラッド的な(バート・ヤンシュやエリック・ドルフィーの影も見える)フォーク・ロック・スタイルのギターで、ニール・ヤングとは全く異なるオリジナリティを確立した。音楽的、器楽的にはシンプルだけれども、印象的にはベートーベンのような「歌えるシンフォニー」、つまり「本当の民衆の音楽」を初めて作り上げた、偉大なロックバンドだと思う。だから、ずっと聴き続けている。自分の中では、ベートーベンなんかと同じように、血肉となっている。

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