長渕剛、オールタイム・ベストアルバムの特典DVDに30歳当時の超貴重映像を収録

okmusic UP's / 2014年6月4日 21時30分

長渕剛 (okmusic UP's)

長渕剛が7月2日にリリースする37年間のキャリアを網羅したオールタイム・ベストアルバム『Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。』の初回生産限定盤に封入される特典DVDの詳細が明らかになった。

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気になる特典DVDには、当時 世界初のパフォーマンスとして“センターステージ・ギター1本~長渕剛 vs オーディエンス10,000人"が大いに話題となったコンサート・ツアー「LIVE'86~'87 STAY DREAM」の1987年2月25日大阪城ホール公演の貴重な映像を収録することとなった。収録曲目は「SUPER STAR」「少し気になったBreakfast」「愛してるのに」「Don't Cry My Love」「STANCE」「わがまま・友情 Dream & Money」「STAY DREAM」の全7曲で、計54分に及ぶ。

「LIVE'86~'87 STAY DREAM」は、音響技術もまだまだ未成熟な時代に、センターステージにギター1本で立つというとても挑戦的なコンサートとして話題をさらったが、当時、映像作品として発売されることはなかった。しかし、記録として収録していたらしいという噂を現所属レコード会社の担当A&Rが聞きつけ、「ダメもとで」所属事務所の管理倉庫の約300ページにも及ぶ所蔵リストを探したところ、それらしき素材の所在を確認、そしてアナログ・ベーカム・テープ計28本の収録素材を倉庫にて探し出すことに成功した。これらは“記録用"としてわずか3カメ(+CCDカメラ1台)で収録されたもので、また作品として発売される予定もなかったために音声の録音状態も粗野な状態ではあったが、その分、非常に生々しい映像となっていた。そこで、「The Official Bootleg 」と称して、厳選した7曲を収録することとなった。

1曲目の「SUPER STAR」で、長渕はギターケースを右手にぶら下げ、フラッとアリーナに現われる。そのままセンターステージへと上がり、自らギターを取り出しかと思うと、ケースを右足で蹴り出し、おもむろに演奏を始める。“ギター1本さえあれば何でもできる"、まさに長渕剛の原点とも言えるステージがこの曲から始まる。MCでは、当時30歳の長渕に黄色い歓声が浴びせられる場面も。また、自らの髪型のことを茶目っ気たっぷりに語ってもいる。「Don't Cry My Love」では、「今日はメニューにない歌を歌うわ」と言い出し、歌本を自ら広げて、なんとあぐらを組んでステージ上に座り歌い始める場面も。「STANCE」や「わがまま・友情 Dream & Money」では、コーラス・浜田良美とのまるで前衛舞台のような決めごとのない一触即発のセッションが繰り広げられる。ヘッドセットで歌うその姿も今となっては新鮮だ。1986年に大いなる挫折から生まれた名盤「STAY DREAM」を引っさげて行なわれ、アリーナセンターステージに一人で立つという、当時世界初の独創的なコンサート・ツアーを成功させたことで、長渕は「いかに観客と向き合い、彼らを揺さぶるかということを、もっともっと突き詰めて考えるようになった。だからより総合演出の立場を濃くしていった。」と言う。その究極的な到達点が、桜島に75,000人を動員した2004年8月21日に行なわれた『SAKURAJIMA ALL NIGHT LIVE』とも言えるだろう。奇しくも今年はあれから10年を数える年だ。長渕剛は、さらに、ここから何処へと向かうのだろうか? その軌跡は、是非あなたの目で確かめて頂きたい。

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