怒髪天、ドハツの日オフィシャルライヴレポ&新曲MV「ひともしごろ」公開

okmusic UP's / 2014年10月21日 18時0分

11月20日@中野サンプラザ (okmusic UP's)

現在結成30周年アニバーサリー・イヤー真っ只中の怒髪天が、10月20日に東京・中野サンプラザでワンマンライブ『ドハツの日(10・20)特別公演 怒髪天スーパーライブ~秋の大感謝祭"30(サンジュー)ベリーマッチ"~』を開催した。

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昨年同日に京都磔磔で行われたライブで「毎年10月20日、必ず日本のどこかでライブを行う」と怒髪天メンバーが宣言した、まさにその「ドハツ(10・20)の日」。現在続行中の47都道府県ツアーとは内容の異なる(そして内容は一切事前に明かされない)、一夜限りのスペシャルなステージとして開催された。

舞台の緞帳が開くと、そこには怒髪天の4人=増子直純(Vo)/上原子友康(G)/清水泰次(B)/坂詰克彦(Dr)に加えて、サポート・メンバー=カトウタロウ(G)&奥野真哉(Key)の姿が。カトウが全曲サポートを務め、曲ごとに奥野または4人組ホーン・セクション「YOKAN&お茶の間ホーンズ」(あるいはその両方)が参加して展開されたこの日のライブ。今年1月の日本武道館初ワンマンでも全曲4人だけで演奏しきった怒髪天だが、今回は増子自身「武道館でできなかったことを全部やってやろう」とMCで話していた通り、サポート・メンバーとともに楽曲を完全再現する意欲的な試みとして行われた。

「地獄で会おうゼ!」「己 DANCE」など30周年記念盤第一弾アルバム『男呼盛"紅"』の楽曲、「独立!俺キングダム」をはじめ昨年のフルアルバム『ドリーム・バイキングス』からの楽曲に加え、「欠けたパーツの唄」「GREAT NUMBER」「枯レ葉ノ音」「雪割り桜」といった歴代の名曲を本編20曲に凝縮、終始観客の大合唱が渦巻く熱演を繰り広げた怒髪天。「あえて荒野をゆく君へ」など随所で炸裂したカトウ&上原子のツイン・ギター。奥野のピアノ・プレイがストレートなロックンロールにブギーの躍動感を与えた「ロックバンド・ア・ゴーゴー」。シャッフル・ビートのロックンロールが、ホーン・サウンドによってグラマラスなスウィング・ナンバーとして響いた「喰うために働いて 生きるために唄え!」……この日ならではの音楽的な彩りを得て、怒髪天の鍛え抜かれたロック・サウンドがいっそう強度を増し、増子が声を限りに歌い上げる人生ドンマイ感が格段にリアルに伝わってくる。

10人編成で繰り出す「セバ・ナ・セバーナ」の開放感で本編を締め括った後、アンコール1曲目では、11月26日にリリースされる「もう1枚の30周年記念盤」=『歌乃誉"白"』のリード曲となる新曲「ひともしごろ」を披露。怒髪天の4人とカトウ&奥野がスタンバイした舞台に響き渡るストリングス・サウンド。すると、舞台後方の幕が開き、8人編成の弦楽隊が登場! 雄大なロック・バラード「ひともしごろ」のスケール感までも完全再現してみせたこの日のアクトは、「歩きつづけるかぎり」「オトナノススメ」で圧巻のフィナーレを迎えた。「最高だ! バンドやってきてよかったわ!」と万感の想いで叫び上げていた増子。ひたすらロックとバンドに己を託して30年間闘ってきたバンドだからこそ描き出せる、珠玉の祝祭感がそこにはあった。

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