黒夢、熱量の高いステージを見せつけた京都初日公演&滋賀公演

okmusic UP's / 2014年12月17日 16時30分

「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP 『毒と華』」 (okmusic UP's)

今年7月から始まった黒夢“最後のロングツアー”。その第2章となる「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP Vol.2『毒と華』」での関西での公演が、12月12~14の3日間に渡って開催された。その京都初日と、滋賀での公演をレポートしたい。

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3夜連続公演となる初日、会場は京都・FANJ。この日を境に関西地方の気温はぐっと冷え込み、肌を刺す冷気が痛いほどだった。開演時刻を少し過ぎたころ、彼らの登場を促すSE「ZERO」が流れると、会場は待ってましたと言わんばかりに、一気に熱気が湧き立つ。1曲目「ROCK'N'ROLL GOD STAIR」から、バンドの勢いの良さを目の当たりで感じる。艶感のある歌声に、曲を重ねるごとに膨張していく、スリルのある重厚なサウンドが心地良い。

MCでは人時が「今日から新しいメニュー。自分たちも戸惑うこともあるかもしれないけど、最後まで楽しんで。」と話す。新しいメニューというのも、この日の公演から、coldrainのkatsumaに代わり、YOUTH-K!!!がドラムを担当。ファンクラブ限定で開催された「地獄の三夜」でもドラムを担当している彼。バンドメンバーで幾度とリハーサルを重ねたというそのプレイは、最初こそ緊張感があったものの、徐々に耳に、肌に、感覚に馴染んでくるのが伝わる。

本編中盤には盛岡公演に続き、清春と人時、2人でのアコースティック演奏で「Merry X'mas, I Love You」、さらに「優しい悲劇」を披露。演奏前の2人でのトークでは「人時はみんなを照らす太陽になる」「きよさん(清春)は月のような感じ」と、互いの表情を見ながら穏やかにふざけながら話す彼らに、会場が和む瞬間も。

そこからは攻めに攻めまくった曲陣でオーディエンスを魅了し、本編はあっという間に終了。3度のアンコールに応え、全29曲、熱量高いステージで京都の第一夜が終了した。

筆者自身は関西公演の京都初日公演と滋賀公演だけ足を運んだのだが、スタッフから京都2日目のライブが非常に素晴らしかったと伝えられた。メンバー自身も納得のいくステージ、直接体感できなかった悔しい思いはあるものの、3夜連続公演のラスト、滋賀・U☆STONEでのステージに期待を募らせた。

定刻を30分ほど過ぎたころ、「I HATE YOUR POPSTAR LIFE」でライブがスタート。毎公演セットリストが変わるというのは分かってはいるもの、次々に繰り出される屈強な布陣に心躍らされる。この日の会場は京都公演よりさらに小さく、サウンドがより身近に体にブチ当たる感覚が気持よい。瞬発力というより、もはや暴発力といったところか。たった数曲の披露で会場の熱気は激しく昂っていた。清春がシャウトをかますだけで、会場にあふれる轟音。バンドサウンドは圧が強く体を揺らすも、流暢に耳をくすぐる美しいメロディーがしっかりと印象を残してくれる。

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