水川あさみ、コロナ禍がもたらした「毎日をちゃんと生きる」という気づき

ORICON NEWS / 2020年7月9日 9時1分

Paraviオリジナルドラマ『love distance(ラブ ディスタンス)』(Paraviで全話独占配信中)主演の水川あさみ (C)Paravi

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い全国的に緊急事態宣言が出され、東京では4月7日から解除された5月25日まで約7週間。多くの活動がストップし、「ステイホーム」外出自粛が求められた。そんな中フットワーク軽く動き出した人たちがいた。その一人が、女優の水川あさみ。

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 「これから先を見据えた作品を作れたら」という思いでつながったスタッフとキャストが感染予防対策に試行錯誤しながら作り上げた、Paraviオリジナルドラマ『love distance(ラブ ディスタンス)』(1話=約8分、全10話)が、動画配信サービス・「Paravi(パラビ)」で独占配信中だ。

 「緊急事態宣言が出て仕事がストップして、Paraviオリジナルドラマ『tourist ツーリスト』でもご一緒したソケットの櫻井雄一プロデューサーとオンライン飲みをしたんです。いままでのように仕事を続けていけるんだろうか、という不安が湧いてくる中で、“通常の撮影ができないから”というより、“これからを見据えた”作品を作れたらいいね、という話をしたんです」(水川)

 それに賛同したパラビがドラマの制作を決定、ゴールデンウィークに入る前には企画の方向性を決め、5月に入ってすぐに脚本づくりやキャスティングを本格化。緊急事態宣言の解除を受け、感染予防マニュアルも作り、6月1日にクランクイン。撮影は、10日間かつ夜の稼働なし。スタッフも最少人数で敢行した。

 「作品が完成するまでのスピードがすごく早くて。みんなが同じような気持ちを抱えていて、いいものを作りたいという熱量が合わさった、勢いがありました。突如として訪れた“with コロナの時代”をどう生きていったらいいのか、コロナ前には忘れがちだった日常のすばらしさに気づかせてくれるすてきな脚本の作品に参加できて、すごく幸せな時間でした」(水川)

 本作のテーマは“愛”と“キョリ”。誰かを大切に思う気持ち。人を好きになること。人の思いが交錯すること、誰かに認められることで気持ちがちょっと救われたり、誰かと交流することで心が温かくなったり。変わり続ける世の中で、それでも変わらない普遍的なものはあるのか? 「人との距離(ディスタンス)」を意識せざるを得なくなった今だからこそ大切にしたい「心の距離」を描く。

■ドラマ『love distance』とは?

 2020年初夏。人と人との繋がりが制限され、自宅で過ごすことも多くなった「今」。結婚3年目の仲良し夫婦、フォトグラファーの青年、動画配信チャンネル「NewTube」で人気の3人組、同じマンションに暮らす男女6人が、出会い、心を通わせていく。

 603号室に暮らすのは、夫婦共々、リモートワーク中心になった雑誌編集者の滝口美和(水川)と、映像制作プロデューサーの滝口彰(清原翔)。変化する生活の中でも、2人は日々を楽しみながら暮らしていた。彰の日課は、人気3人組NewTuber、「アンミナチャンネル」の配信動画を見ること。元恋人同士のアンナ(馬場ふみか)とミナト(板垣瑞生)にショウ(中尾暢樹)が加入した3人組ユニットで、実は同じ階の601号室に住んでいた。一方、602号室に住むフォトグラファーの浅野千秋(渡邊圭祐)は、コロナ禍で仕事がなくなり、自宅マンションの屋上やベランダから写真を撮る毎日を過ごしていた。ある日、千秋がいつものようにベランダに出ると、隣のベランダで、花に水をやる美和が。千秋はその姿にひきつけられる。

 「自分の大切な人たちとも、知らない人たちとも、物理的な距離を意識せざるを得なくなった今、逆にいろんな人との心の距離感が縮まってすてきだなって思えるお話。今回の撮影現場でも、お話のテーマと同じものを感じていました。スタッフさんたちの感染予防、安全への配慮はすばらしかったですし、密な接触に気をつけなければいけない大変さはありましたけど、みんながお互いを思い合って動くから、現場はスムーズに進んでいましたし、マイナスなことばかりじゃないな、って思えることもありました」(水川)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、以前と全く違う経験をしたことで、価値観や意識、考え方に変化があった人も多い。水川は?

 「私は基本的にポジティブな人間だと思っています。それでも今回、エンタメ界が全面的にストップして、これまで自分が味わったことがないような不安を感じました。先行き不透明な情報ばかりが入ってくる中で落ち込むのは簡単で…。そういう時にどう自分を奮い立たせていったらいいのか考えた時に、限られた中でも豊かに楽しく毎日を過ごしたいな、と思ったので、料理を作ったり、洗濯したり、掃除したり、というのをちゃんとやろう、と。普段だったら面倒だな、って避けがちなこともやって、“毎日をちゃんと生きる”ということをしていました。そうやって体を動かしていると、心も動きだして。体と心は直結している、というのは私の持論。こんな時だからこそ何か面白い作品が作れるんじゃないか、と思うようになって動き出したら、いろいろつながっていきました。日々、変わりつつありますけど、今後、どう変わっていっても、人の気持ちだったり、大切にしないといけないものだったりを考えながら生きていきたいと思います」。

 『love distance(ラブ ディスタンス)』は、Paraviで全話独占配信中。Paravi特典映像「603号室(美和・彰) メイキング」も配信中。

■配信サイト
https://www.paravi.jp/static/lovedistance/

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