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マーベル85周年!押さえておきたい“MCU”3つの偉業と現在、今後の予定

ORICON NEWS / 2024年8月31日 17時0分

マーベル85周年記念ビジュアル

 1939年8月31日に「MARVEL Comics #1.」が創刊されてから、2024年8月31日で85周年を迎えたマーベル。コミックから始まり、映画やドラマシリーズ、アニメーション作品などさまざまな形で世界中の人々に愛され続けている。記念すべき85周年の節目に、映画館やディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で映像作品を通してマーベルの魅力に触れてみてはいかがだろうか。

【動画】マーベル85周年記念映像

■世界興行収入TOP、アカデミー賞ノミネート… “偉業”の数々

●『アイアンマン』(2008年)
MCUの記念すべき“1作目”

 数々のマーベル・コミックのキャラクターや設定が、同一の世界観でクロスオーバーするマーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe=MCU)という“偉業”のはじまり。2008年にMCUの1作目として公開された。



 天才的な頭脳を持つ実業家トニー・スタークが、圧倒的戦闘力を誇るパワードスーツを開発し、テロ組織を撲滅する物語が描かれた。アベンジャーズの“代表格”としてのちに世界的人気を集めるアイアンマンの実写デビュー作は、当時あったコミック実写化を不安視する意見を跳ね除け批評家からも高い評価を獲得し大ヒット。16年たった今もなお愛され続ける大人気作だ。

●『ブラックパンサー』(18年)
マーベル史上初!アカデミー賞作品賞ノミネート

 最新テクノロジーを持つ文明国ワカンダで王位を継いだティ・チャラが、漆黒の戦闘スーツを纏いブラックパンサーとして祖国の危機を守る物語。本作が映画史に刻んだのは、ヒーロー映画として史上初となるアカデミー賞作品賞へのノミネート。“相性が悪い”というこれまでの風潮をガラッと覆す偉業を達成し、作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞も見事受賞。今もなお人々の心に残る名作となった。

●『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19年)
史上最高興収を記録!映画史に残る超大作

 最凶最悪の敵サノスにより生命の半分が消し去られた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の物語の続きを描く超大作。最終決戦では、1本の映画作品としてはありえないほど多くのヒーローが登場しながら各ヒーローの見せ場がしっかりと設けられ、多くの人々の心を震わせた。当時の歴代最高興行収入を記録した本作は世界中の心をわし掴みにし、映画史に堂々とその名を刻んだ。

■R指定映画の興行収入歴代1位を独走中

●映画『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)

 現在、マーベル・コミックの出版する作品に登場するスーパーヒーロー、デッドプールとウルヴァリンが登場する映画『デッドプール&ウルヴァリン』(R15+)が世界中で大ヒット公開中。

 毒舌&テキトーで下ネタ連発なのに、なぜか憎めない“破天荒なクソ無責任ヒーロー”デッドプールと、獣のような闘争本能と人間としての優しい心の間で葛藤しながら、すべてを斬り裂く超金属の爪と武器で世界を救ってきた“ガチヒーロー”のウルヴァリン。

 人体実験の末、デッドプ―ルとして戦った元傭兵のウェイドは、恋人や仲間と幸せな日常を送っていた。ある日、突然連れ去られた彼は、マーベルヒーローの活躍を見られるモニタールームに通される。デッドプールになった彼は救世主としてMCUの世界へ飛びこみ、“あの爪野郎”ウルヴァリンに助けを求めるが…。

 先月24日に世界最速公開を迎えた日本では、初日から5日間で興行収入8億788 万円、49万1342人を動員し、シリーズ史上最高のオープニングを記録。8月29日までに興収20億226万円、動員124万8526人を記録し、2024年に国内で公開された洋画実写作品のNo.1ヒットとなる快進撃を続けている。すでに前作『デッドプール2』(18年)の興収18億円を超え、1作目『デッドプール』(16年)の20.4億円に迫っている。

 全世界のオープニング興行収入でも4億3839万ドル(※約644億円)を記録し、2024年に公開された作品の中でNo.1のスタートを切った。その勢いは止まらず、公開1ヶ月以上経つにも関わらず、先週末には北米興行収入ランキングで首位に返り咲き、全世界累計興行収入12億1755万ドル(※約1765億円)に到達。

 『ジョーカー』(2019年)を抜き、R指定映画の興行収入歴代1位記録を更新中。全米の歴代興行収入ランキングでは、『ダークナイト』(08年)、『ライオン・キング』(19年)、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23年)も抜き去り、16位にランクインしている(※1ドル=145円、8月30日現在/Box office mojo参照)。

■歴史をつなぐマーベル・スタジオ作品

●『アガサ・オール・アロング』
9月19日よりディズニープラスで独占配信開始

 本作の主人公は、数百年前から現代まで生き続け最強の魔女と言われた、アガサ・ハークネス。彼女の恐ろしさはその最強の魔術だけでなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすかわからない厄介さにある…。一度はスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフに力を奪われたアガサが、再び意気揚々と返り咲きを狙い、強大な力を得られるという“魔女の道”へと挑んでいく…。世界中が、アガサの危険な野望に世界中が釘付けになる。

●『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
2025年2月14日劇場公開

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブ・ロジャースから盾を託された“ファルコン”ことサム・ウィルソン。アメリカの象徴でもあり、ヒーローの象徴とさえ言える“キャプテン・アメリカ”という圧倒的な重みを背負うことになった男の物語がここからはじまる。ハリソン・フォードが演じる、ヒーローを嫌う“大統領”サディアス・ロス…そしてレッドハルクにも注目。

●『サンダーボルツ*(原題)』
2025年劇場公開

 数々のマーベル作品に登場したヴィランを中心としたアンチヒーローが集結したアクション・エンターテイメント超大作。フローレンス・ピュー演じる、ブラック・ウィドウの“妹”エレーナや、スティーブ・ロジャースの親友ウィンター・ソルジャーらが登場。『アントマン&ワスプ』に登場したゴースト、『ブラック・ウィドウ』に登場したレッド・ガーディアンといった一癖も二癖もあるキャラクターも集結。

●『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』
2025年劇場公開

 スタン・リーが創造した、マーベル・コミックス最初のヒーローチーム。超能力を持つ個性豊かな4人による、壮大な戦いが開幕。リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役はペドロ・パスカル、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役はヴァネッサ・カービー、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役はジョセフ・クイン、ベン・グリム/シング役はエボン・モス=バクラックに決定している。

●『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』
ディズニープラスで2025年春配信予定

 昼は弁護士だが夜は法では裁ききれない悪へと立ち向かうヒーロー、マット・マードックことデアデビルが主人公の本作。デアデビル役はチャーリー・コックスが演じる。同じく弁護士ヒーローの活躍を描く、ディズニープラスで独占配信中のドラマシリーズ『シーハルク:ザ・アトーニー』にサプライズ登場した際は、歓喜の声がSNSを席捲するなど、確かな人気の高さを見せつけた。

●『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』
2026年5月全米公開
●『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』
2027年5月全米公開

 ”アベンジャーズ”の名を冠した劇場公開映画。両作品の監督は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19年)のルッソ兄弟ことジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソが務めることが明かされた。また、”MCUの功労者”ロバート・ダウニー・Jr.が新たにドクター・ドゥーム役としてMCUへ復帰することが発表されている。

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