『光る君へ』馬中将の君 演じる羽惟が語る【君かたり】

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット（C）NHK

　大河ドラマ『光る君へ』（毎週日曜　後8：00　NHK総合ほか）キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、馬中将の君を演じる羽惟の声を紹介する。

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――馬中将の君について
馬中将の君は、本当にやんごとなきワガママ娘なんだろうなっていう、世間知らずでそんなに我慢もしたことがない。思ったことは言っちゃうし、態度にもすぐ出ちゃうし、顔にもすぐ出ちゃうし。でもそれで叱られても結構案外すぐケロっとしちゃうような。

だからああいう藤壺の女社会では、結構ずぶとく生きていけるタイプなのかなと思っています。一番年下なのでちょっと上の人たちにはかわいがってもらいながら、なのでイジワル一辺倒になりすぎないようにかわいらしさとか、ちょっとコメディーちっくな表現もあったりするので、そういうところでちょっと笑ってもらえるようなキャラクターにしたいなと思ってやっています。

――まひろについて
時代的には身分が厳しかったりはするんでしょうけど、「気に食わないわね」っていうくらいかなって。そんなに「あれがこうで身分がこうで」っていうことまで、考えるようなタイプの子じゃないのかなっていうのがあって、「私より部屋が広いわ」みたいな。隣の部屋なんですけど、2部屋分くらいの大きさがあって、「私より部屋広いじゃない」くらいの。「ちょっと気に食わないわ」くらいの感じで、ちょっとイジワルな言葉が出ちゃっているのかなっていうくらいのイメージでやっています。