亡くなった愛犬に供えたはずのご飯が消えた…まさかの犯人は娘犬、2ヵ月にわたる供養動画が697万再生「泣けて、笑えて、感情が忙しい」
ORICON NEWS / 2024年9月24日 8時30分
亡くなった父犬のために毎日せっせと供養をする娘犬の姿が話題に。自分のご飯を食べ終わったとたん、すごいスピードでどこかへ向かうアメリカンブリーのラブちゃん(@americanbully_atom0106)。最初は躊躇していたが、ある日から父犬・アトムくんにお供えしているご飯を食後こっそり食べる日々が始まったという。ラブちゃんの2ヵ月間の様子をまとめた動画は697万回再生され、「最初涙腺崩壊しそうだったけど、後半爆笑」「感情が間に合わへん」など多くのコメントが寄せられている。納骨まで約2ヵ月間、ラブちゃんがとった行動について、飼い主さんに話を聞いた。
【動画カット】これが娘からの“供養”なのか…697万回再生、父に供えたご飯を猛スピードで食べていたラブちゃんのキョトン顔
■父を想う娘犬の供養「ワンコたちにも家族愛は間違いなくある」
――ラブちゃんの2ヵ月間の供養の様子をまとめた動画が615万回再生超えの大反響でした。動画の反響について、どう感じていらっしゃいますか?
「ただの食いしん坊というお声もありましたが(笑)。ワンコたちにも家族愛は間違いなくあると私は思っています。その様子をたくさんの方に見ていただいて単純に嬉しかったです」
――動画にはアトムくんが亡くなり、悲しくて気持ちが沈んでしまっていたが、ラブちゃんの供養の様子を見て笑ってしまったというコメントも寄せられていました。飼い主様としては、ラブちゃんの供養の様子を初めてみたときどんなお気持ちになりましたか?
「みなさんと同じ気持ちです。「コラー! アトムのご飯よー!」と怒るよりも、ただただ笑顔になれてラブには感謝しかありません。アトムも喜んでいたと思います」
――はじめは亡くなったアトムくんのご飯やお水を飲むことを躊躇していたと拝見しましたが、ご飯が無くなっていることを発見したときの状況を教えてください。
「朝お供えが無くなっているのに気づき、子どもたちにも聞きましたが誰も分からず、家中探しながら掃除機をかけている時に下に隠されているお皿に掃除機が当たりすぐにラブだと分かりラブを抱きしめました(笑)」
――ラブちゃんなりに供養する姿を見ていた、お母さん犬レティちゃんなど他のワンちゃんたちはどんな様子でしたか?
「レティは最初お供えに近づくラブに久々に1回怒りました。パピーの時以来、初めて怒られたラブは自らケージに入り反省していました(笑)。しかし、その後は諦めたのかラブのことをただただ見ていました(笑)。レティも食いしん坊ですがお供えご飯は食べません」
■わかってはいても押し寄せる寂しさ「ラブにペットロスの向き合い方を教えてもらった」
――納骨後、供養が終わってしまった後のラブちゃんの様子はいかがでしたか?
「ルーティンになっていたのでお供えしていた場所に食後何日か行っていましたが、「もうアトムのご飯ないよ、ありがとうね」とその都度言っていたら行かなくなり、以前のようにレティがご飯を残さないかじっと横でガン見するスタイルに戻りました。ちなみに供養してくれるようになってからはラブのご飯から少し取ってそれをお供えしていたので、量は供養中も今も同じです。足りないという事は決してありません(笑)。ラブよりも私の方が供養に走って行くラブの姿を見られなくなって寂しいです(笑)」
――2ヵ月間のアトムくんの供養の時間は飼い主様にとって、どのような時間でしたか?
「アトムは闘病の末旅立ち、今は痛みからも解放されて穏やかに過ごしているんだ! と自分に言い聞かせていましたが、やはりペットロスというのはこんなにも辛いものかと。私達よりワンコは先に旅立つわけで、多少の後悔はもちろんあるけど、毎日愛情を注いだ自信しかない、ただただ会いたい2ヵ月でした。そんな自分の感情と戦っているときにラブの供養の姿を見て毎日笑顔になれて、本当にたくさん心の栄養をいただきました。 ラブにアトムへの向き合い方を教えてもらった気がします」
――ラブちゃん、レティちゃん以外にも、ラブちゃんのお子様たちをお育てになっていますが、多頭飼いをする上で気をつけていらっしゃることはありますか?
「まずは何するにも先住犬を1番にしています。あとは、怪我しない程度はワンコたちに任せて見守る事を心がけています。人間の子育てもそうですが、見守るという事が1番難しい気がします(笑)」
――今後ラブちゃん含め、飼っていらっしゃるワンちゃんたちとどのように過ごしていきたいですか?
「アトムの闘病生活を見て感じましたが、本当にこの子たちは我慢強いです。泣き言をいいません。痛い、辛い、と訴えてくる時にはもう相当辛いです。なので、毎日少しのサインも見逃さず、一瞬一瞬を大事に、毎日これでもかというぐらい大好きとありがとうを伝えていきたいです」
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