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JAグループ宮城、米の値上がりについて事情説明「ご理解をいただきたい」

ORICON NEWS / 2024年9月24日 13時1分

JAグループ宮城『令和6年産宮城米説明会および新CM発表会』の模様 (C)ORICON NewS inc.

 JAグループ宮城『令和6年産宮城米説明会および新CM発表会』が24日、都内で開催された。

【写真】きれいに完食した器を笑顔でみせる伊達みきお

 全国農業協同組合連合会 宮城県本部 運営委員会の佐野和夫会長は、今年の宮城米について「豊作が期待される」と明かした。刈り取りも進み、新米出荷も「本格的にスタートするものを考えている」と語った。一方で、米の価格が上がり続けていることについて「販売価格については生産コストを上回る生産者手取りの確保を実現できる販売価格」と説明した。

 全国農業協同組合連合会 宮城県本部の都筑祐一県本部長は、昨今の米の価格について「生産コストをまかなう価格ではありませんでした」とする。結果、米作りを辞める人も出てしまったそう。「今年は生産コストをまかなう価格になっている。5キロ3000円としましても、ごはん茶碗1杯で39円。営農を続けていくためには必要な値上がりだとご理解をいただきたい。これからも日本の宝、主食であるお米を食べていただきたい」と呼びかけた。

 新CMは、宮城米を宮城米メッセンジャーのサンドウィッチマン2人が食べまくるシンプルな内容となっている。イベントには、サンドウィッチマンも登場。2人でご飯を試食していた。

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