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大塚明夫、アンソニー・ホプキンス&津嘉山正種のカッコよさにしみじみ「名優中の名優」「お手本に思う先輩の1人」

ORICON NEWS / 2024年9月26日 18時51分

アンソニー・ホプキンスと津嘉山正種のカッコよさを語った大塚明夫(C)ORICON NewS inc.

 声優の大塚明夫が26日、都内で行われたBS12 トゥエルビで日本独占初放送となるスペイン制作ドラマ『ZORRO』の試写会トークイベントに出席した。

【全身カット】ゾロポーズに照れをみせた大塚明夫

 『ZORRO』と同じ制作陣による映画『マスク・オブ・ゾロ』(1998)および『レジェンド・オブ・ゾロ』(2005)でアントニオ・バンデラス演じたゾロの日本語吹き替え版で声を大塚が担当した縁でトークイベントにゲストとして登場した。

 初めて作品に触れた感想を問われると「『怪傑ゾロ』という人がいるのを知ったのが、僕は昭和34年生まれなんですけど幼稚園のころ。まだテレビが白黒のときにドラマシリーズで『怪傑ゾロ』をやっていた」と振り返る。「かすかに覚えているのがマントと覆面。サーベルで華麗な剣さばきで戦うカッコよさが強烈に印象に残っているんですが、どういうふうなお話だったのかは覚えていないです。なので『マスク・オブ・ゾロ』をやった時に『怪傑ゾロだ』とワクワクしたのを覚えています」と振り返っていた。



 さらに『マスク・オブ・ゾロ』のカッコよさも。「何がカッコいいって、アントニオ・バンデラスはうまい役者さんで、馬に乗ってどうしたらカッコいいとか、振り返り方はどうしたらカッコいいとかがわかってる。いちいちカッコつけるけど、それが腹立つぐらいカッコいい」と熱く語った。

 そして、それを上回るカッコよさの人物も。「先代のゾロが出てくる。先代のゾロがビシビシしごいて教えてくれる。津嘉山正種という先輩がアンソニー・ホプキンスの声をやってくださった。そのホプキンス、津嘉山さんがカッコよくて!」と驚く。「先代のゾロは年を取っているけど、これがカッコいい。どう見てもアントニオ・バンデラスがカッコよさ負けをしているなと思うぐらいカッコいい。お芝居もアンソニー・ホプキンスは名優中の名優だし、津嘉山正種さんも素晴らしくてお手本に思う先輩の1人なんです。それが印象に残ってますね」と語った。

 津嘉山について大塚は「当時の津嘉山さんは今の僕より若い。そうすると、自分てダメなんだろうと…。あの時の津嘉山さんに僕は迫れているのか、と思うと、いつもヘコむんですよね」と憧れの先輩についての思いを口にしていた。

 『ZORRO』は、19世紀のカリフォルニアを舞台に、若き大地主ディエゴ・デ・ラ・ベガが支配者ビクトリア総督に虐げられた民衆を守る覆面剣士ゾロとして活躍する姿を描く。アントニオ・バンデラス主演の映画『マスク・オブ・ゾロ』『レジェンド・オブ・ゾロ』の制作陣が、スペインのスター、ミゲル・ベルナルデアウを主演に迎え製作した活劇譚となる。

■放送スケジュール
10月5日午後7時20分:映画『マスク・オブ・ゾロ』
10月6日午後6時30分:映画『レジェンド・オブ・ゾロ』
10月6日午後8時59分:ドラマ『ZORRO』第1章
10月13日午後7時:ドラマ『ZORRO』第2章
10月20日午後7時:ドラマ『ZORRO』第3章
10月27日午後7時:ドラマ『ZORRO』第4章

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