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【RIZIN】新王者・井上直樹「大みそかという舞台に出たい」過去王者が“未達成”の初防衛に意欲

ORICON NEWS / 2024年9月29日 23時33分

井上直樹 (C)ORICON NewS inc.

■『Yogibo presents RIZIN.48』(29日・さいたまスーパーアリーナ)
 第10試合でキム・スーチョルを1ラウンドTKO勝利し、バンタム級の新王者となった井上直樹が、試合後インタビューで王者としての決意を語った。

【試合写真】『RIZIN.48』萩原京平vs.高木凌

 昨年大みそかの『RIZIN.45』でフアン・アーチュレッタにKO勝利した朝倉海が、UFC参戦のため今年6月に返上したバンタム級のベルト。王座をめぐって“地獄のエンジェル”井上と、“韓流お茶目ゾンビ”スーチョルが対戦した。

 序盤から井上が鋭い打撃を連発し、「狙っていた」というスーチョルのアゴにパンチをヒットさせる。これでスーチョルの足がフラつくと井上は一気にラッシュ。バックに回ってパンチを連打させ、スーチョルの上半身がロープの間から出てしまったところで、レフェリーがストップさせ井上が勝利した。



 リング上で「防衛戦を大みそかにやりたい」とファンにあいさつしたが、試合後インタビューでも「去年は大みそかという舞台に出られなかったので、今年は出られたら」と3ヶ月での連戦に意欲を見せた。

 フェザー級チャンピオンの鈴木千裕は、RIZINのイベントへのゲスト出演や大会の解説など、“RIZINの顔”として多数の仕事に引っ張りだこになっている。井上も同様の役割を期待されるが、「そのへんはRIZINが一番よくわかってると思うので…」とあまり乗り気ではないものの、「ネタがあれば頑張ります」と苦笑した。

 また、井上が7代目のバンタム級王者となるが、過去6人の王者は怪我や他団体遺跡に返上、そして体重超過での剥奪などがあり、一度もこのベルトを防衛したことがない。井上が防衛したらRIZINで初めてとなるが、「しっかり防衛するつもりでいます」と歴史に名を刻む覚悟を示した。

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