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鳥取県が首都になるまでの軌跡を描く『四十七大戦』がキテル!

おたくま経済新聞 / 2017年8月5日 21時0分

鳥取県が首都になるまでの軌跡を描く『四十七大戦』がキテル!

鳥取県が首都になるまでの軌跡を描く『四十七大戦』

崩壊の危機に直面する消滅可能性都市である鳥取県が、47都道府県の頂点に立ち首都となるまでを描いた漫画『四十七大戦』(著・一二三 アース・スター エンターテイメント)がじわじわと話題になっています。

『四十七大戦』は各都道府県を擬人化した土地神である「ご当地神」たちが、己の都道府県を守るために名産物などを武器に闘うという斬新なストーリー。
「ご当地神」は、その土地に住みながらPR活動などに勤しむことから会いに行ける神様として人気があり「ゆる神」と呼ばれている存在。
彼らは日々、その土地で平和に暮らしています。

ゆる神はご当地神だけではなく、企業を守るものとしても存在します。
その中でキーパーソンとなる、コーヒー販売の大企業・スターベックスの「スタべちゃん」。どの県にも中立の立場である彼女は国の「お偉方」に頼まれて、少子化ゆえに東京以外の地域が消滅する恐れがあるこの国に、最強の県を作らせるために「首都争奪戦」である「四十七大戦」を見守る審判者となってゆる神たち参戦させていきます。
ゆる神にダメージを与えられるのはゆる神だけ。そして、ゆる神がダメージを受けたら、その県自体に影響が及ぶため、戦いで負けると県自体が消滅し人口は勝った県にそのまま流れ込む仕組みとなっています。

漫画の見どころは、漫画好きの心をくすぐるビジュアル良しな擬人化されたゆる神たちです。
主人公となる鳥取さんは、物語の中枢らしく甘え上手なちょっぴり頼りない、気のいい兄ちゃん。そのお隣に位置する島根さんは出雲大社がある県らしく真面目がメガネ。その県その県の雰囲気を考慮したビジュアルは、特にそこに住む人なら「なるほど」と思うはず。
さらに1巻では主に中国地方の面々が登場しますが、それぞれの観光地や名産物などが話題や必殺技としてバンバン登場するために、その県に住んでいる人は読むと楽しくなっちゃうこと間違いなしですよ!

現在最新の2巻ではもっと足を伸ばし、東は神奈川さん南は福岡さんまで登場します! 
思わず自分の県を応援したくなっちゃう『四十七大戦』、すでに1巻冒頭で首都がかつて最弱であった鳥取さんになったことが語られていますが、その戦いの熱い軌跡をぜひ堪能してみてくださいね!

<参考>
『四十七大戦』1、2巻 二三 アース・スター エンターテイメント

(大路実歩子)

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