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米軍キャンプ座間で盆踊り大会 アメリカ兵が特訓の成果を披露

おたくま経済新聞 / 2018年8月15日 11時0分

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浴衣と甚平を着て踊るアメリカ人の子供たち

 2018年8月4日、神奈川県のキャンプ座間(在日アメリカ陸軍基地管理本部)で恒例の盆踊り大会が開催され、内外から2万人(キャンプ座間発表)の人々が集まり、盆踊りや各種アトラクションを楽しみました。キャンプ座間のアメリカ兵とその家族は、この盆踊り大会を前に地元の方から盆踊りの特訓を受けており、その成果を披露する場にもなりました。

 盆踊り大会を前にした7月19日。キャンプ座間内にあるコミュニティ・レクリエーションセンターに、業務を終えたアメリカ軍の将兵とその家族が集まり、盆踊りの講習会が開かれました。

 日本に駐留するアメリカ軍の将兵は、期限を区切っての赴任となっており、毎年初めて盆踊りをはじめとする日本の文化や風習に触れる人々がいます。それらの人々に日本の文化を知ってもらい、赴任地である日本を深く理解してもらうとともに、地域コミュニティの一員、在日アメリカ軍が常日頃から表明している「良き隣人(グッドネイバー)」となってほしい、と企画されたイベントのひとつです。

 講師として招かれたのは、地元で盆踊りの活動をしているご婦人たち。これに加え、キャンプ座間の広報を担当する日本人もお手伝いします。講師の踊りに合わせ、少しずつ段階を踏みながら振り付けを覚えていきます。


 キャンプ座間には陸上自衛隊の座間駐屯地も同居しており、東部方面隊の第1施設団や東部方面後方支援隊、東部方面通信群の部隊などがあります。このため、陸上自衛隊の面々も盆踊りの講習会に参加。迷彩服姿で盆踊りの練習をする様子は、何だかシュールな感じもします。


 講習会を終え、第59回キャンプ座間盆踊り大会本番の8月4日を迎えました。キャンプ座間の司令官、フィリップ・K・ゲージ大佐は浴衣姿であいさつを行います。

 アメリカ軍の将兵や家族も浴衣姿で踊り、特訓の成果を披露。日本の夏の風物詩となっている行事を楽しみました。


 キャンプ座間における日本の文化を学ぶイベントは様々なものがあり、今度は9月1日に観世流の能楽師、清水寛二さんを招いて、能のワークショップが開催される予定となっています。

Image:U.S.Army

(咲村珠樹)

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