いよいよ日本航空向け“鶴丸”A350-900が最終組み立て開始
おたくま経済新聞 / 2019年2月15日 17時57分
A350-900最終組み立てラインに搬入されるJALの“鶴丸”垂直尾翼
2019年2月15日(ヨーロッパ中央時間)、エアバスは日本航空(JAL)が発注していたエアバスA350-900の初号機が、フランスのトゥールーズで最終組み立て工程に入ったと発表しました。JALを象徴する「鶴丸」の垂直尾翼が組み立てラインでひときわ印象的です。
日本航空は2013年に31機のA350XWBを発注しました。内訳は、基本型のA350-900が18機、胴体を7mほど延長したA350-1000が13機です。2004年に経営統合した日本エアシステム(東亜国内航空)がA300シリーズを運航していたことはありましたが、日本航空としてエアバス機を新規発注するのは、これが初めてのことでした。
トゥールーズの最終組み立てラインに搬入された「鶴丸」の垂直尾翼は、主翼と結合されてほぼその姿を現している胴体の後部に据えつけられました。この最終組み立て工程では、機体内部の電気配線やシートの据え付け、トイレやギャレーの設置といった内装工事、そして主翼先端のウイングレット(ブレンデッド・ウイングレット)取り付けなどの作業が行われます。
組み立てが終わり、真っ白な機体に「JAPAN AIRLINES」のロゴが並ぶ姿となって日本航空に引き渡されるのは、2019年の中頃の予定。日本航空ではA350-900をまず国内線に投入する予定で、9月の羽田~福岡線でデビューさせることとしています。国際線へはその後の導入となり、老朽化したボーイング777を置き換えていくことになります。
Image:AIRBUS
(咲村珠樹)
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