NASAに新ヘリコプターH135到着 JAXA野口宇宙飛行士の打ち上げをサポート

おたくま経済新聞 / 2020年10月2日 12時0分

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NASAに納入された新しいH135(Image:Airbus)

 エアバスは2020年10月1日(現地時間)、NASAに新しいH135ヘリコプター2機を納入したと発表しました。これらのヘリコプターは、ロケット打ち上げ時の安全確保などに使用され、最初の任務は10月31日に予定されている、JAXAの野口聡一宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴンの打ち上げとなります。

 NASAは、ロケット打ち上げ時の安全確保や人員輸送用のヘリコプターを更新するため、2020年1月にエアバスH135を3機発注。今回の納入分は、そのうちの2機となります。

 NASAケネディ宇宙センターで航空オペレーションを統括する、デビッド・ラムゼイ氏は「NASAが老朽化したヘリコプターの更新を計画した際、将来の有人宇宙船打ち上げまで視野に入れると、H135はそのパフォーマンスや性能などの面で最適な存在でした。これから何年にもわたり、これらのヘリコプターはケネディ宇宙センターの空中警戒や日常的な任務だけでなく、国際宇宙ステーションや月、さらにその先へと向かう重要な任務を帯びた宇宙飛行士やスタッフらをサポートしてくれるでしょう」と、H135納入を歓迎するコメントを発表しています。

 エアバス・ヘリコプターのロメイン・トラップ社長は「NASAと仕事をするというのは、私を含めエアバスの多くの従業員にとって子供の頃から夢見ていたことであり、新たなH135が将来の宇宙開発をサポートするため、私たちのサポート体制も万全です。NASAが航空宇宙や科学における重要な進歩へ邁進していくのをサポートするヘリコプターを製造でき、本当に名誉であり特別なことだと感じています」のコメントを発表しました。

 新しいH135にとっての最初の任務は、日本時間10月31日15時40分に予定されている、スペースXの宇宙船クルードラゴン初の実任務飛行「Crew-1」の打ち上げ時での空域警戒。このミッションには、JAXAの野口聡一宇宙飛行士も搭乗する予定となっています。

 NASAに納入されるH135は、ミシシッピ州コロンバスにある工場で組み立てが行われており、残る1機も2021年初めには納入される見通しとなっています。

<出典・引用>
エアバス プレスリリース
Image:Airbus

(咲村珠樹)

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