ディズニー実写映画の衣装デザイン本が発売 全56キャラの衣装を解説
おたくま経済新聞 / 2021年4月20日 16時30分
ディズニー・コスチューム大全
ディズニーの実写映画に登場するキャラクターの衣装デザインにスポットライトを当てた一冊「ディズニー・コスチューム大全」が、株式会社翔泳社より発売となります。価格は4180円で、4月20日より全国の書店やネット書店などで発売予定です。
本書は2019年米国で発売された「The Art of Disney Costuming」の邦訳版。数々の関連書籍が発売されてきたディズニー映画の中で、これまでほとんど取り上げられなかった「衣装デザイン」をメインとした原書は、ディズニーファンだけでなく、映画やファッションの愛好家の間でも話題になっていました。
本書では1985年に公開された「オズ」から2019年公開の「アラジン」まで、実写映画の56キャラクターの衣装を紹介。実際に使われた衣装を、デザイン画やディテール写真、多数の図版などと一緒に解説しています。
衣装デザイナーや関係者へのインタビューも実施。一着一着に込めた想いや細部への気遣いなどが語られているとのこと。ディズニーの衣装デザインにおける想像力や情熱が感じられる貴重な内容となっています。
巻頭の「プロローグ ディズニーの衣装」ではアニメ・映画・テレビ番組・パークのキャスト・ゲームなど、多岐にわたるディズニーの衣装デザインの歴史を紹介。
「ケーススタディ お城の舞踏会」ではアニメーション版のイメージが印象的な「シンデレラ」を2015年に実写映画化する際に、衣装デザインを担当したデザイナーの苦悩やドレスを水彩画のように見せるための工夫などが語られています。
「PART1 闇に生きる者たち」では、主人公を苦しめる役として登場するディズニー映画の“ヴィラン”たちの衣装デザインに注目。悪役の魅力を引き立てるデザインについて解説されています。
「PART2 光と闇のはざまで」では、キャプテン・ジャック・スパロウやマレフィセントなど、光と闇をあわせ持つキャラクターの個性を表現する衣装デザインの秘密を紹介。
「PART3 光に包まれて」では2017年に公開されエマ・ワトソンがベル役をつとめたことでも話題となった「美女と野獣」の印象的な黄色いドレスが登場。
さらに2019年公開の「アラジン」のジーニー、アラジン、ジャスミンなど、主人公たちの魅力を表現するためのこだわりを紹介。映画ならではの創造性を垣間見える内容になっているそうです。
また本書の発売を記念した書籍プレゼントキャンペーンも実施中。期間は4月20日~5月10日で、詳細は翔泳社の本公式Twitterで確認できます。
情報提供:翔泳社
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