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リアルな「剥かれたみかん」が話題 美大生が課題で作った羊毛フェルト作品

おたくま経済新聞 / 2021年5月22日 18時0分

リアルな「剥かれたみかん」が話題 美大生が課題で作った羊毛フェルト作品

画像提供:nametaさん(@nameta__)

 美術大学に通うTwitterユーザーのnametaさんが羊毛フェルトで作った「剥かれたみかん」に、5万件以上のいいねが付き、「本物より美味しそう」「めっちゃ甘そう」など多くのリプライが寄せられ、絶賛されています。

 nametaさんは5月18日、自身のTwitterで「かわいいものを作る課題で羊毛フェルトで剥かれたみかんを作ったよ」と報告。nametaさんの作品を見た、大学の学科長でもある先生からは「自分がアートコレクターなら買うと言われて、下唇を噛み締めて声を殺した」という反応があったといい、最後に「宝物にします」とつづっていました。

 このツイートには、その羊毛フェルトで作った「剥かれたみかん」の写真が添えられています。これがどこからどう見ても本物そっくり!テーブルの上に置いてあったら本物と間違えて手にとってしまいそうです。

「剥かれたみかん」

 nametaさんが「剥かれたみかん」を作ったきっかけは課題。「自分がアートコレクターなら買う」と言ってくれた先生のプロジェクトに所属しており、「『かわいい』『まぬけ』『平和である』と思わせるプロダクトを作りなさい」という課題をだされたそうです。

 そこで「かわいい」は、素朴で無垢な「(間抜けに近い)かわいい」を作る課題であったため、「不揃いで白い皮すら剥かれていない、その愛おしい姿を表現しよう」と、剥かれたみかんを作ることを思いついたそう。

 さらに「剥く」という行為については、無意識にかける指の圧で少し潰れたみかんを表現したとのこと。nametaさんは、その点でも「このみかんは、わりとまぬけなみかんです」と語っていました。なお、制作にかかった時間は3~4時間程度とのことです。

 自分自身について「素朴であまり目立つ人間ではない」と分析するnametaさん。「剥かれたみかん」は、そんな自分のかわいい仲間をつくるつもりで作ったため、「その子が褒められるのはとても誇らしいです」と語る一方で、今回の反響の大きさについては「こんなに(いいねやリツイートが)伸びるなんて……」と、少し戸惑っている様子でした。

かわいいものを作る課題で羊毛フェルトで剥かれたみかんを作ったよ。
深澤先生に自分がアートコレクターなら買うと言われて、下唇を噛み締めて声を殺したので宝物にします。 pic.twitter.com/kwfUpErSYT

— nameta (@nameta__) May 18, 2021

<記事化協力>
nametaさん(@nameta__)

(佐藤圭亮)

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