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お腹が鳴ってしまう… 粘土製ミニチュア弁当が本物と見間違うレベルの完成度

おたくま経済新聞 / 2021年6月29日 9時0分

お腹が鳴ってしまう… 粘土製ミニチュア弁当が本物と見間違うレベルの完成度

「お腹が鳴ってしまう」粘土製のミニチュア弁当が本物と見間違う完成度

 卵焼きにウインナー、から揚げ、そして梅干しの乗ったごはん。色とりどりのお弁当って見てるだけでワクワクしますよね。6月23日にしろくまパンさん(@jalk_hatch)がツイッターに投稿した写真にも何ともおいしそうなお弁当が写っています。

 ところがこのお弁用には秘密が隠されていました。そう、実は本物ではなく本物そっくりに作られたミニチュアだったのです。一緒に写っている指の大きさとの比較を見ると、その小ささは一目瞭然。精巧さにただただ驚くばかりです……!

 投稿を行ったツイッターユーザーのしろくまパンさんはミニチュア作品制作を始めて4年。芸術系の職歴や学歴はなく、すべて独学で制作してきたのだそう。しろくまパンさんが作るフードミニチュア作品は1/8サイズを中心としており、過去のどの作品を見てもついお腹が鳴ってしまいそうな再現度です。

しろくまパンさんが制作した焼肉のミニチュア

しろくまパンさんが制作したフードミニチュア

 フードミニチュア作品はおおよそ一週間ほどをかけて制作しており、15種類ほどの粘土を配合して質感の違いを出しているのだそう。

 たしかにおかずひとつひとつの表面感やツヤは全て異なり、粘土とはまったく思えません。リアリティに欠けると判断した場合は、途中で一から作り直すことも。作品作りに懸けるストイックさに余念がありません。

 「暮らしの息遣い」が感じられるような、身近でストーリー性のあるミニチュアづくりをモットーにしているというしろくまパンさんは、現在ミニチュア作品だけでひとつの架空の町を作るという壮大なプロジェクトに挑戦中。「星ヶ丘市」と名付けられた、架空の町の商店街の八百屋さんや精肉店の作品は、その町で生活している人々の息づかいが聞こえてくるよう。

精肉店のミニチュア

八百屋さんのミニチュア

 ミニチュア作品の魅力についてたずねると「自分の頭の中で思い描いた世界を現実に作りだせる、ということが魅力の一つだと思います。こんなのがあったらいいな、という気持ちを実際に形にしていく面白さは、一度はまると沼のように抜け出られなくなります(笑)」とコメントし、心からミニチュア制作を楽しんでいることを感じました。これからも見る人を魅了する、アッと驚くようなミニチュア作品を見せてくれることでしょう。

#1枚で本物に見えたらRT

粘土製のミニチュアお弁当です(=゚ω゚)ノ pic.twitter.com/NN7CgxMVVx

— しろくまパン (@jalk_hatch) June 22, 2021

<記事化協力>
しろくまパンさん(@jalk_hatch)

(山口弘剛)

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