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「21歳と5か月」特別長寿表彰を受けた猫ちゃん

おたくま経済新聞 / 2021年10月2日 7時0分

「21歳と5か月」特別長寿表彰を受けた猫ちゃん

「21歳と5か月」特別長寿表彰を受けた猫ちゃん

 室内飼いの猫は長生きする傾向にあるといわれていますが、それでも20歳超えは多くはありません。21歳5か月という年齢で獣医師会から長寿表彰を受けた猫ちゃんがツイッターで話題になっています。

 表彰されたのは、川崎市に住むツイッターユーザー平野 稔さん(@cinedoub)宅で暮らすボブテイルの茶トラ猫「にゃむ」ちゃん。温厚で人懐っこく甘えん坊。若い頃は活発でしたが、最近はほぼ寝ているという穏やかな猫ちゃんです。

賞状と共に撮影

 平野さんに健康管理の秘訣をうかがうと、「老猫にはとにかくストレスをかけないことが大事」とのこと。平野さんと妻が連携し出来るだけどちらかが家にいるようにしたり、スマートリモコンを使用し、仕事中もスマホで部屋の温度をモニターしてエアコンを操作したりとにゃむちゃんの体調には常に注意を払っているそう。

 今回の特別長寿表彰は、実は18歳以上で動物病院に登録されている猫ちゃんであれば推薦で受賞資格対象となりますが、にゃむちゃんはとにかく健康で医者にかかることがなかったのでこれまで表彰されていませんでした。先日たまたまケガをした際に、他の猫ちゃんでもお世話になっていたかかりつけの動物病院を訪れたところ、推薦の打診があり、21歳という年齢にして受ける運びとなりました。

 「嬉しい時も悲しい時も共に歩んできた日々は人と動物が家族である証です」

 このように書かれた賞状。にゃむちゃんと平野さんが出会ったきっかけをうかがうと、元々は近所に捨てられた猫だったのだそう。

 「20数年前ウチの近所に洋猫の野良(栄養状態が非常に悪い)が突然大量に発生しました。どうやらブリーダーが捨てて逃げたらしいんです。捕まえて避妊手術をして子猫は貰い先を探しました」

 「にゃむは最初に捕まえた三匹の子猫で引き取り手がなかった一匹です。その時に住んでいた賃貸はペット飼育不可だったのでにゃむを迎えるために思い切ってマンションを購入しましたw」

 にゃむちゃんとの出会いをこのように話す平野さん。一緒に保護した「ぷる」ちゃん、「くるん」ちゃんと共に3匹で平野さん夫婦と暮らしていましたが、2匹はすでに旅立ち、今ではにゃむちゃんだけ。2年前からひとりになって老け込まないか心配したそうですが、現在も「まだまだ食欲旺盛すこぶる元気」とのこと。

ずっと長生きしてほしいものです

 長い間生活を共にしているにゃむちゃんと平野さん夫婦は紛れもない「家族」。猫ちゃんの21歳となると、人間で換算すると100歳を超える高齢ですが、大好きな平野さん夫婦といつまでも長生きしてほしいものです。

にゃむ21歳と5ヶ月。本日、川崎市獣医師会より特別長寿表彰をいただきました。ついでに主治医のかわさきもみの木動物病院で健康診断。聴力と視力に難ありですが、体重5.4kg食欲旺盛すこぶる元気です。22歳を目指します。 pic.twitter.com/q5hcuzgBhf

— 平野 稔 (@cinedoub) September 26, 2021

<記事化協力>
平野 稔さん(@cinedoub)

(山口弘剛)

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