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【保育士おすすめ】車内で子どもを飽きさせない5つの方法

おたくま経済新聞 / 2022年5月3日 9時0分

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【保育士おすすめ】車内で子どもを飽きさせない5つの方法

 小さい子どもを連れての家族での旅行や帰省。子どもと一緒の旅行は、楽しい半面「車内でおとなしくしていてくれるかな?」といった不安がつきもの。特に公共交通機関を使っての長時間の移動は、子連れママにとっては最難関課題ですよね。車内で動きたがる息子、大きな声で泣き出す娘をあやすのに必死になった経験があるのは、きっと私だけではないはず。

 そこで今回は、車内でのマナー「大きな声をださない」「動き回らない」の2つの約束を守るための方法を、保育士の筆者が紹介します。車内だけでなく、病院の待ち時間など静かにしてほしいときにも実践してみてくださいね。

■ 手に描いたキャラクターから「静かにしてね」とお願い

 意外と効果的なのがこの方法。まずはパパやママの手にペンで「動物」や「アンパンマン」など好きなキャラクターを描きます。そして、キャラクターが話しているように子どもに話しかけると、高確率で「自分にも描いて」とお願いされるはず。そこで「〇〇ちゃんもする?」と聞いて、子どもの手にも同じように描いてあげます。

 描き終わったら、キャラクターに扮して会話したり、肌をつまんでキャラクターの動きを楽しんだりといった遊びに繋がります。
 
 また、騒がしくなりそうな時は「静かにしようね」とキャラクターになってお願いするとすんなり聞いてくれることがあります。保育園でも、保育士がキャラクターに扮して大切なお話を聞いてもらうことがあるので、子どもを惹きつけるのに効果的な方法だと思います。

 ただし、戦隊モノなどを描いてしまうと、大きい声で決め台詞を叫びだしますので、避けたほうが無難です。

【注意点】
使用するペンは、使う方の体質などを考慮してください。肌が敏感な人の場合には、市販の油性ペンは不向きです。フェイスペイント用のペンなど肌に触れても大丈夫なものもありますので、体質にあわせて選んでください。

■ いつでもカバンに忍ばせておきたい「折り紙」

 静かにしてほしいときの最強グッズは、筆者の経験上「折り紙」。省スペースで大きな声を上げることなく遊ぶことができます。

 作る過程も楽しめますし、「パクパクさん」や「だましぶね」のような、作ってから遊ぶことができる折り紙も喜びます。3歳頃からは自分で折れるようになるので、移動時間を利用して折り紙を折る楽しさを教えてみてはいかがでしょうか?
 

■ 魔法のラムネ

 我が家の定番お出かけグッズ「魔法のラムネ」。「ラムネ食べる?」では効果がなくても「魔法のラムネ食べる?」と聞くと(魔法のラムネ?)と、子どもの興味をひくことができます。

 「このラムネを食べるとロボットになるよ」や「鼻の穴が広がるよ」など、どんな魔法でも良いので勝手に作ります。そしてパパやママが食べてその魔法にかかります。「〇〇ちゃんも食べてみる?」と誘導し、子どもが食べてみると……。

 この遊びは、保育園に行きたくない時や少しだけ勇気が欲しい時にも応用が可能で、「この勇気のラムネを食べて頑張ろう!」と励ますと、言葉だけで伝えるよりも勇気が湧くようです。子どもがケガをしたときに絆創膏を貼ると安心して泣き止むのと同じ効果があるのかもしれません。

【ポイント】
筆者宅では魔法アイテムとして「ラムネ」を使っていますが、お子さんが好きなお菓子ならばグミでも、チョコでも、キャンディーでもなんでもOK。
それぞれの好みにあわせて、お菓子を「魔法アイテム化」してみてください。

■ 集中して静かに遊べる「シール遊び」

 シールを貼って遊ぶ「シールブック」。「のりもの」や「恐竜」のシールブックから女の子人気のドレスや洋服のシールを貼って遊ぶ「きせかえシールブック」など、たくさんの種類がありますし、100円ショップでも販売されているようです。
 
 子どもがシールをはがして、シールブック内の自分の貼りたい場所に貼ることは、大人が思うより難しく時間がかかります。その分集中してやってくれるので、ママはとなりで見守りながらゆっくりすることができるかもしれません。

【注意点】
シールブックは、ブック内にシールを貼って楽しむワークブックですが、お子さんによっては途中で飽きてその辺にペタペタ張り出すこともあります。
公共交通機関での移動車内で行う場合には、特に慎重に見守って、飽きたら他の遊びに誘導するなど工夫をしてください。

■ コンパクトな本がおすすめ「まちがい探し」

 子どもが好きなまちがい探し。ママとどっちが早くみつけられるか競争します。乳幼児には、まちがい探しより「さがしもの絵本」と呼ばれる、指定のアイテムを探す絵本のほうが簡単かもしれません。

 「アンパンマンをさがせ!ミニ」や「たべものどこ?」などの「どこミニシリーズ」は持ち運びしやすく子どもに分かりやすい内容となっていておすすめです。コツは飽きる前に見つけるヒントを出してあげること。「自分で見つけられて楽しい!」の手助けをしてあげると、夢中になってページをめくってくれるかもしれません。

■ パパとママが疲れ切る前に、タブレットやスマホに助けてもらおう

 5つの方法を紹介しましたが、「他の乗客の迷惑にならないかな……」と心配しながらの移動は、パパやママとって大変なこと。また、あれこれおもちゃを準備して出かけるのは大変なときもあります。そんなときは、現代の必須アイテム「スマホ」や「タブレット」に助けて貰いましょう。

 大人が疲れてしまわないよう、スマホアプリや動画を上手に活用しながら家族全員が楽しく快適な移動時間にしてください。

(一柳ひとみ)

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