描きたいのは“リベラル化したヤンキー“!? 『キルラキル』のセリフに見る本作のメッセージとは?

おたぽる / 2014年3月15日 22時0分

写真

――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労......。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には"ネタバレ"が含まれていますので、ご注意ください。

■『キルラキル』
第22話「唇よ、熱く君を語れ」

【今週の極私的見どころ!】
 わかりやすいオマージュが多かった今回、喧嘩部部長・満艦飾マコ(CV:洲崎綾)の復活もあり大盛り上がりです。

 今回は『キルラキル』のメッセージも、あからさまなセリフで出してきてるし、本当にいよいよ大団円に迫りつつあるんですね。あと2回です!

【今週のおすすめ度】
★★★★☆

 神衣・純潔を脱ぎ捨て、血で全身が真っ赤に染まった纏流子(CV:小清水亜美)は覚醒した初号機(『新世紀エヴァンゲリオン』)のようで、そこにマコが投げた神衣・鮮血(CV:関俊彦)と人衣一体する場面は、まるでコアファイターと上半身、下半身が合体するRX-78(『機動戦士ガンダム』)というか......いわゆる合体ロボ。神衣・純潔を脱ぎ捨て、再び鮮血を身に纏った流子を針目縫(CV:田村ゆかり)が襲いますが、あっさりと跳ね返してしまいます。マコと鬼龍院皐月(CV:柚木涼香)も身につけた鮮血には2人の血も流れおり、そこから溢れるエナジーを得る流子。この手の友情パワーは『キン肉マン』でしょうか?

 この次の流子のセリフに『キルラキル』の思想的なスタンスが表れていると、筆者は思いました。いわく、

「てめえらにはたったひとつのことしか見えてねえ」

「この世を生命繊維っていう一枚の布にすることだけだ」

「でも、そんなことさせねえ」

「世の中はワケのわかんない奴がうろうろしてるくらいがいいんだよ」

 と。これが示すものについては後述したいと思います。

 さて、反撃の流子は、縫にドロップキック。吹っ飛んで、ガレキの山を何回も突き抜けていく姿は、さながら『ドラゴンボール』。そして、断ち切りバサミを奪い取った流子は、縫の両腕を切り落としてしまいます。生命繊維を体内に織り込んで不死身の縫は両腕を元に戻そうとしますが戻りません。なぜなら、断ち切りバサミは生命繊維を断ち切るハサミ。それどころか、縫の両腕の生命繊維を、鮮血が取り込んでしまいます。ここらへんも『エヴァ』っぽい。

おたぽる

トピックスRSS

ランキング