“聖地巡礼“に“ご当地アニメ“...AnimeJapan 2014に多数出展された“町おこし“系ブースを取材!!

おたぽる / 2014年4月1日 16時0分

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 AnimeJapan 2014の出展ブースレポート。ご当地系アニメにもスポットを当ててみよう。聖地巡礼に続いて全国各地で始まっているのが、その土地を舞台にしたアニメの制作である。

 ご当地系アニメの制作において、ネックとなるのは、いかに発信していくか。その問題をクリアする新たな方法を示していたのが、富山県南砺市『恋旅~True Tours Nanto』である。このアニメは、南砺市を舞台に3組の男女を中心にして描かれるラブストーリーだ。制作を担当しているのは、南砺市に本社を置くP.A.WORKSである。同社の作品の評価はいわずもがな。しかし、評価が高くとも、どのように発信をしていくのか......と思ったら、その視聴方法が新しかった! 

 なんと、スマホに専用アプリをダウンロードして視聴することができるのだという。もちろん、視聴は完全無料である。また、専用アプリは単に視聴のみに利用するのではない。南砺市各地にはARポイントが設置されていて、それをめぐると全6種類のポストカードとポストカードブックがプレゼントされるというキャンペーンを実施中なのだ。作品を通じて、観光客を誘致する新たな戦略が、どうなるか注目したい。

 テレビアニメ化が決定している『フランチェスカ』は、北海道発のご当地アニメ。既に北海道石狩振興局の公式PRキャラクターにもなっており、当地では期待されている作品だ。でも、地域のPRなのに、ヒロインはなんと「アンデッド系」、すなわちゾンビなのである。これは、いったいどういうことなのか? 企画者である札幌市に本社を置く株式会社ハートビットの熊谷仁志氏は言う。

「世界をターゲットにすることを考えて、受けいれられやすいキャラクターとしてゾンビとロリータファッションの組み合わせを考えたんです」

 まさか、日本全国どころか、世界がターゲットだったとは! 果たして、このアニメを通じて北海道の石狩地方が世界に知られる地域になるのか?

 聖地巡礼系の展示で華やかだったのは、立川市のブースだ。もはや、立川市がさまざまなアニメの舞台になっていることはいうまでもない。それどころか、ついにアニメが現実を追い越す事態も起こっている。

「立川駅前の青色のアーチを赤色に塗り替える予定だったんですが『ガッチャマン クラウズ』では、作中で先に塗り替えてもらったんです。ポスターを見た市民の方からは"なぜ、赤なの?"という問い合わせも来ました」

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