中森明菜の復帰報道と『ガンダム』35周年に思いやる――ハマーン・カーンと中森明菜の相似

おたぽる / 2014年4月3日 19時0分

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――芸能人がアニメやマンガへの愛を語ることも珍しくなくなった現代。芸能人の声優起用やタレント声優のメディア進出など、アニメ業界の裾野はかくも広がっている。しかし、かねてよりアニメと芸能界は陰に陽に深く結びついていた。そんな"アニメと芸能界"のつながりを、アニメにも造詣の深い芸能評論家・三杉武が紐解いていく――。

 最近、芸能界とアニメ界を舞台になんとも興味深いニュースが報じられた。

 一つは80年代のトップアイドルである中森明菜の復帰に関するものだ。

 明菜は、10年から体調不良を理由に芸能活動を休止。最近は、マネジャーとの熱愛や都内の有名神社の神主との結婚などが報じられているが、同10年に行われた自身をモチーフにしたパチンコ機種の発表会以来、公の場には姿を現していない。一昨年3月には、デビュー30周年を迎えて記念のDVDボックス『ザ・ベストテン 中森明菜 プレミアム・ボックス』も発売され、復帰の可能性も示唆されたが、結局は実現しなかった。

 今回のスポーツ紙の記事によると、現在は早期の歌手活動再開を目指して腹筋を鍛えるなど前向きに取り組んでいるそうで、体調が回復次第、復帰するという。

 昨年は『あまちゃん』ブームもあり、小泉今日子や薬師丸ひろ子ら80年代アイドルがフューチャーされたが、今年はぜひ明菜の復活に期待したいところである。

 そんな折、アニメ界では人気シリーズ『機動戦士ガンダム』の最新作となる映画『Gのレコンギスタ』が今秋に公開されることが発表された。

『ガンダム』シリーズ誕生から35周年を記念して製作される同作は、『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ZZガンダム』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーが展開された宇宙世紀の次の世紀となるリギルド・センチュリーが舞台。宇宙エレベーターを守る組織キャピタルガードのパイロット候補生である主人公ベルリ・ゼナムの活躍を描くという。

『ガンダム』シリーズの生みの親である富野由悠季氏が、長編の『ガンダム』新作で監督を務めるのは、『∀(ターンエー)ガンダム』以来約14年ぶりとなり、初期『ガンダム』シリーズのファンにとっても注目の作品となるだろう。
 
 芸能界とアニメ界における2つのビッグニュースに胸が躍らされる中、"明菜"と"ガンダム"というフレーズで連想されるのが、幼き思春期に憧れたハマーン・カーンの存在だ。

 ハマーンといえば、『機動戦士Zガンダム』でエゥーゴとティターンズが激しい戦闘を繰り広げる中、ザビ家再興を旗印にミネバ・ザビを擁立し、摂政としてジオン公国の残党をまとめ上げた第三勢力のアクシズを率いる若き女帝である。

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