「とらのあな」「まんだらけ」に対抗できるか? “オタグッズ“専門取引アプリ「A2mato」の展望を聞いた

おたぽる / 2014年4月4日 13時0分

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 2014年1月にローンチした「A2mato(アニマート)」は、C2C【編注:消費者間の取引】向けにオタク向けのグッズが自由に売買できるサービスだ。現在、ウェブ版とiPhoneアプリ版の2種類が提供されている。一方でオタク系グッズを扱うショップには、「まんだらけ」(1980年創業)や「コミックとらのあな」(1994年創業)といった、老舗のショップが名を連ねている。拡大を続けるオタク系グッズビジネスに、新規参入を踏み切った狙いについて、同サービスを運営するセブンバイツ株式会社の代表・澤田翔太氏に話を聞いた。

■自分の興味があるオタグッズがどこにいても手に入る

――なぜ、オタク系のジャンルに焦点を絞ったC2Cアプリを作ったのですか?

澤田 オールジャンルで展開している「ヤフオク!」や「モバオク」、(フリマアプリの)「メルカリ」などに負けない"狭く深い"コアなサービスにする必要がありました。そこで、アニメやゲームに強い興味があったこともあり「オタク」系のジャンルに絞ったサービスを作りました。

――ただ、まんだらけやコミックとらのあなだって、ウェブ通販でオタグッズを購入できますよね? A2matoは既存の二次流通系のショップとどこが違うのですか? 

澤田 A2matoを使うと、自分の欲しいジャンルのグッズがタイムラインに流れてくる点が、既存の二次流通系には無い機能です。もちろん(ユーザーが欲しい商品を)検索することもできますが、自分の興味があるジャンルで毎日異なるグッズがタイムラインに流れてくるのは、細切れの時間に利用できるので有用です。

 タイムライン上に、自分の興味があるジャンルのものが絶えず流れてくることで、自分の欲しかったグッズと出会える確率が高まるだろう。特にオタク系のジャンルだと、限定品などとして流通数が限られている場合も多いので、検索するよりも早く目的のグッズにたどり着くことは重要である。一方、出品者側から見れば、ほかのサービスでは検索しなければ見つけてもらえないグッズをA2matoが能動的に潜在ニーズを掘り起こしてくれることになるから、取引が成立しやすくなるメリットもある。

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 しかし、オタク系グッズは、リアルショップが文化を作ってきた側面もあるだろう。ひいては、インターネットが普及する前から、オタク系グッズの取引は行われてきた。その点、A2matoはオンラインでのみの取引に特化しており、こうした旧来の路線とは異なるように見受けられる。その点について、どのような考えを持っているのだろうか。

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