真矢みきさまが歌う「レビュー、明日への希望」に床ずれ治癒のための“栄養補給“の精神を学ぶ

おたぽる / 2014年6月7日 22時0分

写真

 宝塚ヲタの女医、wojo(ヲジョ)です、こんにちは。さて今回は、wojoが心打たれた、真矢みきさんの一曲をご紹介したいと思います。1997年花組『ザッツ・レビュー』というお芝居(ミュージカル)の主題歌です。

 真矢さんは現在女優としてご活躍で、09年に実施された明治安田生命の調査では「理想の女性上司」No.1に選ばれ、非宝塚ファンからも人気でいらっしゃいますね(ちなみに最新の13年度でも3位)。

 そんな真矢さん、宝塚時代も若手スターの頃からすでに大変な人気で、両側の八重歯がチャームポイント、弟キャラのやんちゃさが持ち味でした(その八重歯は、トップご就任直前に残念ながら抜歯......)。その真矢さんが花組トップにご在任中の97年に、東京・日比谷にあった旧東京宝塚劇場が閉館。その記念すべき最終公演が、真矢さんが主演なさったミュージカル『ザッツ・レビュー』だったのです。

 舞台は昭和3年、真矢さん扮する春風泰平が、宝塚の舞台に立とうと秋田県の角館から上京したものの、女性しか宝塚の舞台には立てないことがわかり、宝塚の演出家を目指すという物語です。しかし泰平さんはケンカの最中に、お寺にある大香炉のようなものに頭をぶつけたことがきっかけで失明してしまい、結局演出家にはなれない......という、全体的に見ると少々ツッコミどころ満載なストーリーで、上演当時20代そこそこだったwojoの同年代のファンの中には、「なんだこの芝居は!」「金返せ!」などと怒り出す人もいました。ですが、その泰平さんが折に触れ歌う「レビュー、明日への希望」が、実に素晴らしいのです。

「心に憂いを感じた時に、レビューは優しく癒してくれる♪」
「花のレビュー夢のレビュー明日への希望が燃え盛る♪」

 私も上演当時は、真矢さんのお歌がお世辞にもお上手じゃないなど、些末なことに気を取られていたものです。しかし、そんな私もアラフォーになり、人生うまくいかないことのほうが多いんだと薄々わかり始めた頃からは、逆に人生の応援歌になりました。くじけてもレビューが元気をくれる、レビューの存在意義ってここにあったのか、と。泰平さんがいつも少し音程を外してしまうのも、東北出身の純朴な感じが出ていてむしろいい、と好意的に思えてしまうほどです。

 上演当時に激怒したwojoの友人の一人は現在バツイチ子持ちですが、最近CSチャンネル「スカイ・ステージ」での『ザッツ・レビュー』再放送を視聴し、「人知れず悲しみに沈んだ時にもレビューは力を与えてくれる」との歌詞に号泣しておりました。安穏とした時分には良さがわからず、少し辛酸を嘗めると心の琴線を刺激する。「レビュー、明日への希望」は、苦労人好みの1曲のようです。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
おたぽる

トピックスRSS

ランキング