“オタク“風俗が若者のガス抜きを担っている!? 風俗誌「俺の旅」編集長が語る“オタク“と“風俗“《後編》

おたぽる / 2014年6月15日 19時0分

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 前回は風俗誌「俺の旅」(ミリオン出版)の編集長・生駒明氏に「オタク文化と風俗」について語ってもらった。生駒氏いわく、風俗はサブカルチャーの流行に影響されてきたものなのだという。現在はオタク文化が普遍化し、風俗業界ではオタクの風俗嬢が増え、その受け皿となるオタク風俗店も増加。しかも客もオタク化しているとのこと。そんなオタク風俗について、引き続き生駒氏に今後の展開を聞いた。

――今後、オタク風俗はどうなっていくと思いますか?

生駒 これからオタク風俗は、より「高齢化」していくと思います。30~40代のオタク風俗嬢が増えるはずです。それと現状では人妻系のアニメコスプレ店はほとんどありませんが、客層も含めてオタク風俗全体が高齢化しているので、これからは人妻系アニメコスプレ店や、人妻系メイド専門店も出てくると思います。

――人妻コスプレですが......。想像したいような、したくないような(笑)。

生駒 それと、今後オタク風俗の需要は、さらに増していくと思います。オタク風俗は中でも、若者にとって必要なものなんですよ。最近はAKB48の握手会傷害事件だったり、柏市連続通り魔殺傷事件だったり、一概にオタクと決め付けてはいけないのですが、若者が起こす事件がニュースで大きく取り上げられて話題になっていますよね。けれどこれは氷山の一角であって、最近は自暴自棄になってしまっている若者が増えているのではないでしょうか。雇用情勢が厳しくて、将来の見通しもつかない。そんな状況に多くの若者たちは絶望を感じているんですよ。そんな彼らを救うのがオタク風俗。オタク風俗が、彼らのガス抜きになっているんです。

 本当にオタク風俗の社会的役割は大きいと思いますよ。女の子にかまってもらえない、相手にしてもらえないという若者は山ほどいます。けど若いし、性欲はあるじゃないですか。そのムラムラを、オタク風俗が解消しているんです。信じてもらえないかもしれないですが、オタク風俗が社会的セーフティネットの役を担っているんですよ。

――オタク風俗が、そんな大きな役割を果たしていたとは驚きました。

生駒 風俗に馴染みがない人からしたら、けしからんと思うかもしれないですね。けど、結局風俗は必要なもので、なくなることはないんです。これは歴史が証明しています。歴史の中でいくら風俗を禁止にしてきても、こうやって現代まで残っていることがその証拠です。確かに道徳的には良いといえないことですが、なくなれば世の中が欲求不満の男であふれ、風紀が乱れてしまう。オタク風俗も同じです。普通の人から見たら、くだらないことに見えると思いますよ。オタクが金を払って、コスプレをした女の子と遊んでいることは。だけど、オタク風俗がないと、彼らの欲求不満を発散する場がなくなってしまうと思うんです。貧困や格差が社会問題になっている世の中で、これからオタク風俗はさらに重要度が増していくと思いますよ。

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