2014年秋スタート!富野ガンダム新作『ガンダム Gのレコンギスタ』の行方を占う

おたぽる / 2014年7月3日 18時0分

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 1979年に誕生したアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズ。今なお"ガンダム"の描きだす世界は多くのファンを惹きつけ、OVA『機動戦士ガンダムUC』完結、『ガンダムビルドファイターズ』第2期決定、7月からはギャグマンガ『機動戦士ガンダムさん』が短編アニメとして放送スタートし、さらにアニメ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』企画が進行中(http://www.gundam-the-origin.net/)など、35周年となる今年もガンダムにまつわる動きは活発だ。

 そこへ6月23日、ファン待望のニュースが飛び込んできた。かねてからコード名『Gレコ』と呼ばれてきた、富野由悠季氏が総監督を務める最新作『ガンダム Gのレコンギスタ』(以降、Gレコと表記)のPVや各種情報が公式サイト(http://www.g-reco.net/)にて大量に解禁されたのだ。"生みの親による最新ガンダム"、"富野監督のガンダムアニメとしては『機動戦士Ζガンダム A New Translation』以来9年ぶり"、"リメイクではない同監督のガンダムとしては『∀ガンダム』以来14年ぶり"などインパクトは大きい。アニメ専門誌「アニメ ビジエンス」のインタビューによれば放送期間は2クールになるという。これまで"富野ガンダム"は4クール程度が主流となっており、なにげにこれも富野ガンダムとしては初の試みだ。

 公式サイトで公開された新情報は、新作PVからストーリー、キャラクター、メカニック、スタッフ&キャスト、用語集、関連商品......と多岐にわたる。

 まず目を引くのは物語の時代設定。『機動戦士ガンダム』などでアムロやシャアが活躍した宇宙世紀から1000年あまり後の「リギルド・センチュリー」を舞台とし、西暦→宇宙世紀と続いてきたガンダムの紀年法が"西暦→宇宙世紀→リギルド・センチュリー"へと更新された。富野監督が手がけたガンダムは『∀ガンダム』を除きこれまですべて宇宙世紀だったため、いきなりの新時代登場に驚かされる。軌道エレベータ「キャピタル・タワー」が重要な役割を果たす世界観で、若き主人公のベルリ・ゼナム、ヒロイン役と思われるアイーダ・レイハントン、そして出自不明の高性能モビルスーツ「G-セルフ」が物語に深く関わってくるようだ。

 主役モビルスーツ G-セルフのビジュアルも公開されており、個人的な第一印象は「思っていたより保守的だな」というもの。伝統のトリコロールカラーに、『ガンダム00』のエクシアを思いおこさせるようなボディバランス。各種バックパック換装によりさまざまな局面に対応できるというギミックも『ガンダムSEED』系の"ストライカーパック"を連想させる。これでも十分に個性的なのだが、14年前の髭モビルスーツ(∀ガンダム)があまりに先鋭的すぎるデザインだったためか若干肩透かしを食らった感はいなめない。これについては公式サイト更新直後からネット上でも「微妙」という声が目立ったが、新作ガンダムが冷ややかに反応されるのはファンの間では恒例行事。"動くとカッコいい!"が富野ガンダムの真骨頂なので期待できるだろう。

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