ようやく各所間が連携? 「聖地化プロジェクト会議」の発足で人気再燃に期待の埼玉県

おたぽる / 2014年7月13日 2時0分

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 7月9日よりアニメ『ヤマノススメ』第2期の放送が始まった。『ヤマノススメ』は、その名の通り登山を題材とした作品で、埼玉県でも山岳部に位置する飯能市を舞台としている。「セカンドシーズン」の制作発表も、第1期のBlu-ray発売イベント「登頂記念パーティ! 飯能市市民会館ってどこ!?」として、同県飯能市内で行われた。第1期は1話5分のショートアニメだったが、第2期のセカンドシーズンでは1話15分と尺が伸びたのも特徴となっている。

 また、同県川口市では7月19日から27日までSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014が開催される。こちらでは初めてコンペティションにアニメーション部門が設けられた。これまでアニメーションについては短編部門で審査していたところ、独立することになったものである。この国際Dシネマ映画祭の会場となっているSKIPシティには映像ミュージアムもあり、03年の開設時からアニメに関するイベントなども行われてきた(開設の際には、02年にヒットした『ほしのこえ』を受けて、当時県内在住だった新海誠監督もインキュベート施設への入居を打診されていた)。

 これまで埼玉県は所沢市の『となりのトトロ』や春日部市の『クレヨンしんちゃん』が圧倒的な存在感を示していたが、07年の『らき☆すた』(久喜市)の登場を契機として、アニメの県として飛躍を遂げることになったのは言うまでもない。それ以降の県に縁のある作品としては、『バクマン。』(越谷市)、『みつどもえ』(上尾市)、『ソードアート・オンライン』(川越市)などが制作されてきた。

 一方、行政の取り組みとして、08年に埼玉県はSKIPシティのサイト内に「アニメど埼玉」というページを立ち上げている。しかし、そのことはあまり知られていないようだ。このページは、さいたま市にスタジオを置く亜細亜堂出身の望月智充さんのインタビューもあるが、どちらかというとホッチカズヒロさんなど県内在住の個人クリエイターを対象としているので、『らき☆すた』のヒットといった恩恵とは直接関係がないこともあるだろう(なおホッチカズヒロさんは、BUMP OF CHICKENの「魔法の料理~君から君へ~」など、みんなのうたの映像などを制作してきた傍らで、アニメでは『イヴの時間』『ブラック★ロックシューター』『進撃の巨人』『ノーゲーム・ノーライフ』の制作に参加している)。

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